青森県立保健大学 大学案内2019
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大学院ではこんな研究をしています 当研究室では、現在4名の大学院生が、それぞれの研究テーマに取り組んでいます。保健・医療・福祉政策システムにかかわる様々なテーマです。行政、医療機関、会社、大学で勤務しながら、その中で得られた研究テーマを大切にし、大学院での講義、演習によって研究を進めていく上でのKnow-howを学び、研究を 『形』にしていきます。研究によって、現場の様々な疑問や健康課題解決に向けてのヒントが生まれます。□地域における生活習慣病予防対策に関する研究□地域の子育て環境と施策に関する研究□地域の包括ケアシステムに関する研究□地域保健活動の評価に関する研究血糖値、血中脂質など健診で詳しく調べます健診結果をもとに保健指導「飲み物に含まれる糖分」保健指導に来た保護者や児童に向けて修士論文公開審査会の様子食生活改善推進員さんたちの試食、朝ごはんとレシピ紹介中学生に対する生活習慣病予防についてのお話し骨密度を調べます研究テーマの社会的意義を問い、探求を進める贅沢な時間 私は、博士前期課程の2年間で、これまで業務や日常を理由にして、解決を後回しにしてきた理学療法士としての疑問をテーマに掲げて研究をしました。大学院の課程で経験したことは、どれも新鮮でやり甲斐のあることばかりでした。臨床を経験したからこそ、講義や研究に際し、問題意識を持ち主体的に臨めたような気がします。 先行研究の検討や教員の先生方とのディスカッションを通し、客観的な視点で物事を見たときに、自分一人では気づけない新たなベクトルを持つことができました。講義では、思考を整理してまとめ他領域の院生とプレゼンテーションをし合う機会が多いので、多角的な視点を得ることができました。さらに、大学院の研究過程で得られた知見を学会で発表し、他分野を専門とする方の意見を広く拝聴することで、自身が追求したいテーマの社会的意義や考察を深化させることができました。おざなりにしていた出来事と対峙し、新たな世界観を持てたことは、私の財産になりました。 自身が明らかにしたい仮説について検討することは、決して簡単なことではなく、多大な労力と時間がかかります。しかし、辛く苦しいときには、一緒に学ぶ院生、教務学生課の事務職員の方々並びに教員の先生方が支援してくれました。博士前期課程の2年間で、じっくりと、研究の基礎を学び、自分自身の探求を進める贅沢な時間を過ごすことができました。木村 文佳さんきむらふみか本学理学療法学科 卒業健康科学研究科博士前期課程 修了青森県立保健大学 理学療法学科 助手地域の子育てを切り口とした教育プログラムの開発 〈夕暮れVer.〉地域の子育てを切り口とした教育プログラムの開発 〈昼Ver.〉人を、地域を、「うごかし」「つくって」「みせる」を科学する。政、医療機関、会社、大学で勤務しながら、その中で得られた研究テーマを大切にし、大学院での講義、演習によって研究を進めていく上でのKnow-howを学び、研究を 『形』にしていきます。研究によって、現場の様々な疑問や健康課題解決に向けてのヒントが生まれます。□地域における生活習慣病予防対策に関する研究□地域の子育て環境と施策に関する研究□地域の包括ケアシステムに関する研究主な研究テーマ古川 照美 教授  地域保健研究室(保健・医療・福祉政策システム領域)県内各地をフィールドとして、生活習慣病予防をテーマに親子のかかわりのなかから、子どもの頃からのよい生活習慣の確立と行政施策につながる支援方法を探っています。地域の人たちからたくさんの協力を得ながら、地域の人たちによい結果を還元できるよう研究に取り組んでいます。大学院健康科学研究科64

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