青森県立保健大学 大学案内2019
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大学院でのより専門的な分野の研究は、自分の視野や選択肢を大きく広げることができる有意義な時間 私は、本学栄養学科在学中に食品機能学に興味を持ち、将来は食品企業で管理栄養士として商品開発に携わりたいと思うようになりました。そのためには、研究の基礎や物事を科学的に捉える力を身につけたいと考え、そのまま大学院へ進学しました。 大学院の特別研究は、学部の卒業研究よりも多くの時間をかけて取り組むことができます。そのため、実際に実験して得られた結果が予想外なものであっても、その結果を踏まえて新たに実験に挑戦するなど、研究の醍醐味を学ぶことができました。授業は働きながら通う社会人の方に合わせて、平日の夜や土曜日などに集中しているため、日中は実験やデータ解析を進めたり、文献を読んだりと自由に時間を使うことができます。また、個人研究費を使って多くの学会に参加し研究成果を発表するなど、貴重な経験をすることもできました。 大学院へは、就職せずフルタイムの学生として入学したため、日本学生支援機構の第一種奨学金の貸与を受けることが出来ましたし、経済的な理由による学費免除制度も活用していました。また、修了の際には、大学院での業績が認められたため、奨学金の一部の返還が免除されました。 大学の授業を通して興味を持った分野を追究したい人、社会に出て働く中博士前期課程●収容定員:20名(入学定員10名)●修業年限:2年(長期在学コース:3年)●学位:修士(健康科学・社会福祉学・看護学)開設領域・コース○保健・医療・福祉政策システム領域○対人ケアマネジメント領域○基礎研究・実用技術領域○CNS(専門看護師)コース博士後期課程●収容定員:12名(入学定員4名)●修業年限:3年●学位:博士(健康科学)開設領域○保健・医療・福祉政策システム領域○対人ケアマネジメント領域○基礎研究・実用技術領域三浦 恵美さんみうらえみで抱いた疑問を研究したい人、より高度な知識や技術を身につけたい人にとって、大学院で実際に調査や実験を通して学ぶことは、自分の視野や選択肢を広げることができる有意義な時間であり、そこが大学院の楽しさだと思います。 私にとって大学院で学んだ時間は、自分自身を見つめなおし、自分の可能性を広げることができた貴重な2年間でした。これからは、管理栄養士としての考え方と大学院で学んだ研究者としての科学的な考え方という2つの視点を活かして、働きたいと思っています。本学栄養学科 卒業健康科学研究科博士前期課程 修了 多様なニーズに対応した新カリキュラムによる教育を平成29年度から開始しました。 詳細につきましては、本学ホームページや大学院案内をご参照ください。 本学大学院は、地域の保健医療福祉の向上に貢献できる高度な専門職業人育成を目的とした博士前期課程と、社会の発展と人類の幸福に寄与できる研究者・教育者の育成を目的とした博士後期課程を設置しています。 また、博士前期課程には、がん看護に貢献できる人材を育成するため、青森県で唯一の「がん看護専門看護師コース」を開設しています。健康科学研究科修士・博士論文について (平成29年度修了生) 修士論文博士論文課題研究「へき地の壮年期家族介護者が抱く精神的負担感と社会的負担感          -テレナーシング(遠隔看護)による家族介護者支援の検討-」「中堅看護師のキャリアアップの経験ならびに前に進む力の分析」「立位での一側上肢挙上に伴う予測的姿勢制御に影響を及ぼす因子について」「高齢障がい者の屋内を基盤とした身体活動量に寄与する要因の探索的分析」「小児の野菜摂取を高める教育プログラムの包括的評価指標の開発」「助産師のキャリアの節目に関する研究」「職域におけるヘルスリテラシーとソーシャル・キャピタルに及ぼす要因の検討」「転倒予防の早期介入のための関連因子の検討」「糖尿病患者における食事の問題点(Assessment)と        食事指導(Plan)の特徴の検討 -初回食事指導記録に基づく分析-」大学院修了生からのメッセージ!63

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