青森県立保健大学 大学案内2019
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 看護学科のカリキュラムは、基礎から応用へと段階的に看護の知識・技術を習得できるように科目を配置しています。「専門支持科目」では、医療や看護の基盤となる人体の構造・機能や疾病及び治療方法、「基幹科目」では、様々な対象に合わせた援助の知識と方法、「展開科目」では、より専門的・応用的な援助方法を学びます。3年前期から4年前期の展開科目では、看護の専門分野の選択の幅を広げるために22科目の選択科目を設置し、将来への足掛かりとなるよう包括的な視点で看護を捉え、より専門性の高い知識・技術の習得を目指します。 社会は、従来の病院完結型から、医療・ケアと生活が一体化した地域完結型の体制への転換が図られています。これまで医療機関に入院して治療していた人々の多くは、住み慣れた地域において治療しつつ療養するようになり、看護職は、医療施設に限らず、在宅・地域など様々な生活の場において人々の健康に寄与することが求められます。本学科では医療機関に加え多様な施設での実習を行い、あらゆる場面で看護の専門性を発揮できる力を育てます。このような4年間の段階的・系統的な青い森のカリキュラムによって、ヒューマンケアを実践できる専門職を目指して、一歩ずつ確実に進んでいきます。 子どもの健康障害の特徴や病気、障がいなどが子どもとその家族に及ぼす影響について学びます。それらを踏まえ、実際に関わる子どもの反応や注意点などのイメージがもてるように、モデル人形などを使い、臨場感のある演習を行います。小児看護援助論 生涯治療が必要な疾患のある大人への看護を学びます。「患者」ではなく、「生活者」である人に対して、看護師はどのように存在したら良いのかを深く考えます。総まとめとして、糖尿病・心臓の機能が低下している人・透析の必要な人の看護の実際を発表している場面です。看護師の関わりが、その人の健康への方向に影響を及ぼす経験を通して、人間がもつ力と看護の力を感じます。成人看護援助論Ⅲ 実際に在宅で生活している療養者の居宅に訪問し、病院ではなく「生活の場」における看護を実践します。臨地実習の前の学内実習では、実際に訪問看護ステーションの管理者から訪問看護についての講義を受け、イメージを持って実習に臨みます。在宅看護実習 学生自身が研究テーマを決めて、研究計画書を作成しポスター発表をします。自分で計画し主体的に取り組むことが大切です。研究活動を続けていく基盤となる科学的思考と研究に対する基本的態度を養います。卒業研究=保健学コース(選択)必須科目=助産学コース(選択)必須科目3年次4年次■学部共通科目●在宅看護実習●卒業研究○応用看護技術 ○応用精神看護技術○アドバンスト小児ヘルスケア ○実践災害看護○国際看護学 ●看護マネジメント論●看護マネジメント演習●看護マネジメント実習●看護統合実習   ●卒業研究■基幹科目●ヘルスケアマネジメント論■学部共通科目●ヘルスケアマネジメント 実習■学部共通科目●母性疾病治療論 ●小児疾病治療論●在宅看護援助論Ⅱ ●災害看護学●経過別看護援助実習(急性期・回復期)●経過別看護援助実習(慢性期)●発達援助実習(老年看護)●発達援助実習(小児看護)●発達援助実習(母性看護)●発達援助実習(精神看護)●地域看護学実習○個人・家族・集団の生活支援論 ○地域保健活動論○地域保健活動論 ○助産学概論○助産診断・技術学(妊娠期)○助産診断・技術学(産褥・新生児期)○ペリネイタルケア  ○女性のヘルスケア○周産期医学Ⅰ  ○周産期医学Ⅱ○クリティカルケア ○リハビリテーションケア○がん看護 ○スキンケア論 ○ペイシェントセーフティ○看護倫理学 ○看護理論 ○看護教育学 ○看護情報学○健康政策学    ●看護研究方法論●地域包括支援論●成人看護援助論Ⅲ ●成人看護援助論Ⅳ●実践経過別看護演習 ●母性看護援助論●小児看護援助論 ●在宅看護援助論Ⅰ●地域看護学●経過別看護援助実習(急性期・回復期)●経過別看護援助実習(慢性期)●発達援助実習(老年看護)●発達援助実習(小児看護)●発達援助実習(母性看護)●発達援助実習(精神看護)○認知症高齢者ケア○コンプリメンタリーセラピー○母性心理社会学■専門支持科目■展開科目■基幹科目■基幹科目■展開科目■展開科目■展開科目前 期前 期後 期後 期 これまで学んだ知識・技術・態度を駆使し、夜勤体制や複数の患者受持ちなど臨床現場に近い体制で実施する「看護統合実習」や「看護マネジメント実習」、「在宅看護実習」などから、医療チームの一員としての看護実践力、リーダーシップ・マネジメントについて学びを深めます。 保健学コース・助産学コースを選択した学生はそれぞれ専門的な実習が続きます。 地域や病院で過ごしている新生児から高齢者まで、その人の健康状態に応じた看護を実践します。 病院の中だけではなく地域住民の健やか力(ヘルスリテラシー)の向上や健康課題の解決も看護師の重要な活動の一つです。本実習では、保健センターや町会の協力のもと 、実際に地域に足を運び、インタビューなどを用いた地区アセスメントや発表会の運営など 地域看護の展開に必要な技法を学びます。経過別看護援助実習・発達援助実習(病院や施設で各々2週間・合計12週間の実習)地域看護学実習(青森市内)看護マネジメント実習看護統合実習在宅看護実習保健学コースの実習助産学コースの実習(選択)3年次3年次様々な健康レベル、人間の成長、発達段階に合わせた看護を学ぶ。 新生児から高齢者まで幅広い対象への看護を学びます。展開科目などにより専門的・応用的な科目を通して、看護の専門性を実感します。保健師・助産師の選抜試験があり、自分が進みたい道を決めて進みます。4年次4年次包括的な視点でとらえるための看護を学ぶ。卒業研究を完成させ、就職を決め、国家試験合格を目指す。 これまで学んだ知識・技術を統合する力、展望する力・協働する力が必要になり、看護の面白さを実感します。自分の将来像が少しずつ見えてきます。健康教育などの健康生活支援活動分娩介助の演習保健学コース助産学コース○地域保健管理論 ○地域保健継続実習○地域保健展開実習○助産診断・技術学(分娩期)○助産診断・技術学演習○助産学実習Ⅰ   ○助産学実習Ⅱ保健学コース助産学コース○地域保健研究論○地域保健継続実習○助産管理○助産学実習Ⅰ○助産学実習Ⅱ保健学コース助産学コース「学び」看護学科20

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