青森県立保健大学 大学案内2019
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 「災害看護学」では、災害時に看護が果たす役割を学習すること等を目的に、災害による混乱した状況を再現し、トリアージの実際を体験します。4年生が模擬患者役となり、危機せまる演技をして、3年生の成長をサポートします。アクティブラーニングによる魅力的な授業チューター制による学生一人一人を見守る体制充実した学生支援体制 看護学科教員44名が、学生10名程度を担当し、学業はもちろん日常生活等も含めて、学生一人一人が教員に相談しやすい体制を整えています。また、男性教員も多く、男子学生の良きモデルとなっています。国家試験への支援国家試験対策就職支援 ガイダンス等で、1年生から国家試験に対する意識づけを行っています。国家試験模擬試験のサポートや学習室の確保など、学生が主体的に学習できる環境を整えています。 チューターを中心とした就職支援(小論文添削や面接指導)などはもちろん、年2回の就職ガイダンスを行っています。前期は、本学を卒業し、保健師・助産師・看護師として活躍する卒業生を迎え,専門職として働くことへの動機づけを高めます。後期は、各職種で就職が内定した4年生から、就職までの道のりを語ってもらい、各学年でやるべき活動を理解することが出来ます。 4年間で身につけてほしい看護技術を、学生自身が把握し管理できる体制を整えています。 また、4年生の3月には、現場で働く前に確認したい基礎的な看護技術について復習を行います。静脈注射や採血、経管栄養などの準備や実施ができること、患者の観察内容が理解できることを目的に、学生が企画・運営し、準備から後片付けまで主体的に演習を実施しています。看護技術習得支援 学生が、主体的に講義に参加し、疑問を持ち、解決・実践していく力を養えるよう、講義に様々な工夫をしています。模擬患者を活用した授業チーム基盤型学習を活用した授業高性能シミュレーター人形を活用した授業 看護は私たちの日常の生活のなかから生まれた専門職であり、基本的に生活する人々を対象とし、生命の誕生から死まで全ての時期にかかわります。人間がそこにいる限り、生活がある限り、看護の役割はなくなることはありません。このように生命を維持する日常的・習慣的ケアの実施を通して、その人の心身の状態を改善し、生きる力を引き出すのが看護です。 看護の魅力は、多くの人の人生の大きな出来事すべてにかかわり、そのかかわりの中から、人間のもつ力、家族の絆、地域社会のもつ力など、あらゆる関係性のなかで、生かされ、愛されて、豊かになる人間ならではの魅力に触れることができ、お互いに成長できるということだと思います。 本学科では、地域で生活している人々の健康を支える看護を目指して、地域と共に考え、共に育っていく環境を提供し、人間ならではの魅力に触れ、ヒューマンケアを実践できる看護職として成長できるよう支援します。一緒に人間として成長していきましょう。看護の魅力 ~ 地域の健康を支える看護を目指して ~看護学科長鳴井 ひろみ 教授青森県出身。病院や教育機関での勤務を経て、2000年4月より青森県立保健大学勤務。専門分野:がん看護学、看護学博士。※アクティブラーニングとは、教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。※チューター制:個人授業という意味で、一人一人に合わせた相談 「ヘルスアセスメントⅠ・Ⅱ」では、人間の五感と聴診器、最低限の診察器具を用いて、患者の身体と精神とを観察し、状態を判断することを学びます。研修を受けた一般の方に模擬患者となっていただくことで、より臨場感のある内容となり、臨床で活用できる技術を身につけることができます。  認知症高齢者の看護では、少人数のチームになり、自己学習に基づき、課題達成に向けてチームで取り組む授業を取り入れています。今は、「入浴を拒否している認知症高齢者」への看護をチームで考えています。結束力・信頼感や責任感が養われます。 シミュレーション・ラボという部屋には高性能人形が5体あります。授業の中で、全身麻酔による手術を終えたばかりの患者さんを模擬的に再現し、実際に看護を行うことで観察力・実践力を磨いていきます。※※※詳しくは 61頁 参照学科の特色看護学科長からのメッセージ!「学び」看護学科18

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