長野県看護大学 大学案内2018
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3学 長 日本はいまだ経験したことのない少子高齢化社会を迎えています。特に、保健医療福祉の充実は重要な課題であり、あらゆる健康のレベルにおいて看護の役割は増大しています。このような社会の要請に応える看護を提供できる人材の育成は急務といえます。 本学は温かな人々の支えあいが残っている地域にあり、質の高い看護者を育て、社会に輩出することを使命としています。豊かな人間性と看護の心をたずさえ、チーム医療の一員として貢献できる人材の育成を目指しています。 看護は人々の“生きること”を健康の側面からとらえ、専門的な知識と技術により、大切な存在としての対象に愛をもって行動することです。医療が進歩した現代においても“人として大切なこと”を心の目でみること、温かい手とまなざしによる真の看護が求められています。加えて、看護は生涯をかけて探求する実践学といえます。現場で活躍した後に、認定看護師教育課程、研究科博士前期課程、後期課程に進み、さらなる看護の探求により、看護学の発展に寄与できる実践者・研究者・教育者としての道に進まれることを期待しています。 アルプスの山々に囲まれた自然豊かな駒ヶ根の地で、皆さんと出会い、共に看護を学ぶことを楽しみにしています。大学院 研究科長 本学大学院は、学生個々人の持つ可能性が最大限に開花することを目指し、さまざまな生を営む人間を深く理解し、豊かな人間性と幅広い視野を養うことを教育理念としています。 今日、看護の社会的機能拡大のニーズは極めて大きく、看護職者には、看護実践、看護教育、看護学への貢献が求められています。 一方、看護現場は多忙で複雑です。看護現場における疑問や仮説が理論的根拠とともに説明された時、看護は、実践から理論へと発展していきます。この作業の積み重ねによって看護学は一層豊かなものになっていくと思います。 大学院は、教員と学生が一体となって、看護に関わる一つ一つの問いに、向き合い、探求する場です。学生と教員とが力を合わせ、学びの多い大学院にしていきましょう。 この大学案内を手にとっていただいたみなさんは、どんな情報を求めていますか? 長野県看護大学は、看護学部だけの単科大学で、「看護学」を学ぶところです。“看護”と言われるものには、私たちの暮らしの中に浸透しているものも沢山あるので、「看護学」と言われてもイメージが湧きにくいかもしれません。また、看護師・保健師・助産師の資格がとれることに注目されることもあります。  それでは、看護学部で学ぶとはどういうことなのでしょうか。まず、健康という観点から人間としてよりよく生きるための知識と技術を学ぶこと、そしてそれらを“援助”として他者に提供できるための方法を探究することが、看護学を学ぶ本質的な意味であると私は考えます。免許の取得は学んだ結果の1つです。 この冊子の表紙に書いてある「Pathway」という単語には「○○への道」という意味があり、中身は“看護(学)への道”をご案内する情報が満載です。そして、看護という深さと奥行のある営みを学び語り合う場(大学)への誘いです。 さあ、長野県看護大学で看護への扉を開けて、あなたの一歩を踏み出しませんか。学長・学部長・研究科長 挨拶学部 学部長        

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