長野県看護大学 大学案内2018
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26在学生・修了生からのメッセージYou got a mail. 私は2015年度から2年間長野県看護大学の研究生となり、2017年4月より当該大学院里山・遠隔看護学分野の大学院生となりました。それ以前は、中国で看護師を2年間務めていました。日本は現在高齢社会を迎え、その社会保障制度はかなり進んでいます。私の母国である中国も、近年高齢化が進行して認知症等が社会問題化しつつあります。特に私の出身地である中国東北地方は比較的貧しく社会資源も乏しくしかも高齢化が顕著なことから、日本と社会制度等異なるとはいえ、看護介護保健医療福祉教育等の多領域他分野から多くのことを学びたいと思います。そして、将来母国における高齢化問題に微力ながら役立ちたいと考えています。 駒ヶ根はとても綺麗で、空気が清々しいと感じています。学内の先生方も大変親切で心から感謝しております。また、色んな分野の学生たちとも交流し様々な学びを体験しています。特に研究生の時に、大鹿村のフィールドワークに参加して、高齢者の皆様と真夏に一緒に農作業をしたり、秋の収穫祭で料理を作ったり餅つきをしたり話したりなど貴重な体験をすることができました。本当に楽しい想い出となりました。 これから、日本の在宅看護介護等の優れた地域包括ケアをしっかり学習して、母国の高齢化問題の解決に少しでも貢献し母国の看護学の発展に寄与するとともに日本と中国の交流の架け橋となりたいと思います。 私は、県内の総合病院小児科と小児専門病院での経験から、こどもや家族に対してもっと自分にできることはないだろうか、もっと丁寧に実践を振り返りたいと思うようになりました。そこで、看護師経験10年目のときに、小児看護専門看護師コースへの進学を決意しました。専門看護師コースでは、小児看護実践での葛藤や困難について先生方とじっくり話し合い、その現象を分析して対処できるよう導いていただきました。また、大学院修了後もかわらずに専門看護師審査にむけて温かくサポートしてくださったことが、念願の小児看護専門看護師取得につながりました。現在は専門看護師として、看護専門外来を開設して実践を中心に活動しています。 大学院で出会った仲間はさまざまな看護経験をもち、看護の学びに意欲的でした。仕事と勉学を両立しながらの大学院生活でしたが、仲間と支え合った時間があったからこそ修了できたのだと思います。長野県看護大学大学院で学んだ経験、出会った先生方から受けた学びは私の誇りであり、専門看護師としての実践につなげていきたいと思っています。そして何より看護師として出会った子どもたちは、私に大きな学びを与えてくれました。病気とともに生きること、残された時間を精一杯生きる子どもたち、その一人ひとりから学んだことを忘れずに、子どもの言葉にならない思いを受け止め、その子のもつ力を引き出していける看護をしたいと思います。在学生在学生E.O さん博士前期課程1年広域看護学領域里山・遠隔看護学分野M . K さん博士前期課程 平成19年度修了発達看護学領域小児看護学分野CNSコース()修了生修了生の活躍 4年間の臨床経験を経て、現在は教員として大学に勤務しながら博士過程に在籍しています。臨床時代から、疾患を抱え成長・発達していく子どもたちの、将来の社会生活に関心があり、大学院修士課程では、「疾患に関する自己開示」を中心テーマに研究を行いました。修了後も研究を続けていましたが、自分の研究能力に限界を感じ、最新の知見を得ながらよりよい研究を行えるようになりたいと思い、博士課程への進学を決めました。現在は修士課程での研究結果をベースにし、「先天性心疾患をもつ子どもの自立支援」について研究しています。 基礎教育と修士課程は他大学でしたが、長野県看護大学はとても恵まれた環境と感じています。何よりも指導してくださる先生方が熱心で、指導教授だけでなく、他分野の先生方にも気楽に相談することができます。また様々な機会において、修士・博士・分野を問わず、多くの学生と幅広く交流を持つことができ、看護観を深めることもできます。さらに看護海外研修も充実しています。私も参加しましたが、アメリカでの看護教育の実際を学び、日本の看護教育や今後の看護職のあり方について考えることができました。また、自身の研究について英語でプレゼンテーションするという、貴重な体験をすることもできました。 「研究」や「大学院」は難しいイメージかもしれません。しかし、実際に取り組んでみると、研究は日頃感じている疑問を明らかにし、よりよい看護に繋げる一つの方法であり、大学院は根拠に基づいた看護をより深く学べる場所だと感じます。よりよい看護を実践するためにも、長野県看護大学大学院で一緒に学びませんか。M.Yさん博士後期課程3年発達看護学領域小児看護学分野()() 本学ではこれまでに、博士前期(修士)課程148人、博士課程18人に学位を授与し、全国の医療機関や大学などで、指導的立場として活躍しています。中でも小児看護・老年看護・精神看護専門看護師コース修了生のうち、6人が専門看護師として、病院や施設等で活動を展開しています。

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