豊橋技術科学大学 大学案内2018
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技術科学を学ぶ豊橋技術科学大学は、平成28年10月に、開学40周年を迎え、「世界に開かれた技術科学」をテーマに、 産学連携・社会連携の促進、学生支援の充実、大学の教育・研究の機能強化をさらに進めていく決意を新たにしました。本学の校名にもある「技術科学」とは何でしょうか。私たちは、技術を支える原理の探求、換言すれば技術を科学することで得られる知の体系の発展と考えています。人がモノを作る、つまり技術を使うためには、材料の性質や、物質の加工などに関わる原理や法則を十分に解明することが不可欠です。これが技術科学です。材料や加工というと、工場で生産するシーンが頭に浮かびますが、情報の伝達といった目に見えないもの、生命体を取り扱う分野、さらに建物や構造物、あるいは都市といった工場の中では作り切れないようなものも含みます。整理すれば、本学は、人や物質、あるいはそれだけではなく、生命のあるものを含めた自然界の諸対象に働きかけて、我々にとって必要なもの、有用なものを創り出す技術の原理を探求することを目的としており、そのことが校名にも書き込まれているのです。したがって、本学に入学した皆さんは、モノづくりを支える様々な技術が、どのような原理や法則、あるいはより一般的にどのような知識に基づいて成り立っているのかを学びます。そして、学んだ知識をもとに皆さん自身が新たな技術を創り出したり、あるいは新たな原理を発見したり、あるいは新たなモノそのものを作るようになるのです。これらを通じて本学の学生諸君は、自分たちが学んだことが社会に役に立っている具体例に触れ合うという技術科学者としての充実感を味わうことができることになります。是非、本学で学び、広く世界の隅々にまで行き渡るような新たな技術の開拓に参加してください。豊橋技術科学大学は、技術科学の探求に熱意を持つ皆さんの入学を歓迎します。豊橋技術科学大学長学章開学20周年を機に、本学学章の公募が行われ、応募作品の中から選ばれたものです。この学章は、本学のイニシャル「T.U.T.」をモチーフに、実践的技術の研究、開発をする学生の独創的な姿をウェーブでエネルギッシュに表現しています。コミュニケーションマーク形状は、「豊橋」「技術」の頭文字である2つの「T」を赤と黒で配色し、構成しています。赤は「基礎」や「人間力」を、黒は「専門」や「技術力」を意味しています。これらがしっかりと重なり合うことで太い幹となり、世界の産業を支えていく力強い人材が育っていくことを表現しています。基本理念豊橋技術科学大学は、技術を支える科学の探究によって新たな技術を開発する学問、技術科学の教育・研究を使命とします。この使命のもと、主に高等専門学校卒業生及び高等学校卒業生等を入学者として受入れ、大学院に重点を置き、実践的、創造的かつ指導的技術者・研究者を育成するとともに、次代を切り拓く技術科学の研究を行います。さらに、社会的多様性を尊重し、地域社会との連携を強化します。これらを通じて、世界に開かれたトップクラスの工科系大学を目指します。05

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