豊橋技術科学大学 大学案内2018
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SPECIAL VOICE基礎力と実践力を身につける在学生の声西田 正樹さん博士前期 2年(和歌山工業高等専門学校)本学は、学部の3年次までに機械工学の基礎を学び、4年次では学生の興味とキャリアプランに応じて4コースから一つを選択し、選んだコースを軸に高度な専門科目を学ぶ教育プログラムとなっています。そのため、幅広い知識と深い専門性を得ることができます。現在、私は機械・システムデザインコースにおいて、気体軸受に関する研究を行っています。軸受のモデル化、数値解析を通して、問題の把握・解決に向けて論理的に考える思考力が培えています。また、本学では4年次末の時期において、企業等で約2ヶ月間の実務訓練を履修することができます。この実務訓練では、企業において大学で学んだ知識がどのように生かされているかを知ることができ、課題に対して結果を出す能力を磨くことができるので、今から楽しみにしています。このように、本学は基礎的な知識が養え、社会から求められている実践力を身につけることができる大学だと思います。世の中に通用する知識を学べます先輩の声工学研究科システム制御研究室を修了し、現在は東芝で電力系統機器に使われる絶縁物の製造ラインの技術担当をさせていただいています。社会発展に貢献できる仕事をしたいという思いを抱き、電力流通の事業に就職しました。現職では、修了した機械工学のみならず、電力やプラスチック素材の知識が必要不可欠で、社会人になって幅広い知識と深い専門性を取得している人財の重要性が分かりました。高専から技科大に編入して、ものづくりを支える技術を学ぶとともに、研究室や国際交流クラブの活動を通して、幅広い知識と豊かな人間性が習得できたと感じています。機械・システムデザインコース材料力学、機械力学、機械設計、生産加工法などの機械工学の基礎を学ぶとともに、それらを新材料の設計、システムの動的設計、成形加工法、CAE、マイクロ・ナノ構造創成技術、MEMS、バイオメカニクスなどの先端分野へ応用し、機械工学全般と、機械やシステムのデザインに関する分野で能力の高い人材を養成します。メカニクスと要素技術を駆使したハイブリッド機械設計1 機能材料・構造システム研究室材料力学および材料工学の両面から、様々な目的に適した機能を有する材料および構造の研究、開発および設計を行います。2 機械ダイナミクス研究室振動工学・衝突工学を基礎として機械・構造物・ロボットなどの人工物および身体運動のモデル化、解析、設計に関する研究を行います。また筋・神経・呼吸・循環などの活動を計測し、分析評価するバイオエンジニアリングに関する研究も行います。3 極限成形システム研究室高張力鋼・アルミニウム・マグネシウム・チタンなどの軽量材料、中空材などの軽量構造部品の成形加工法の開発および設計を、自動車への適用を中心として行います。4 マイクロ・ナノ機械システム研究室高付加価値製品を生み出す次世代のマイクロ・ナノ構造創成技術に関する基礎研究と革新的な新機能を有するミクロな世界で活躍するデバイス(MEMS)の開発を行います。1材料・生産加工コース新素材(金属・セラミックス・高分子)、材料設計、組織制御、材料評価、加工プロセスの基礎を学ぶとともに、マルチスケールな材料組織の制御とその評価、およびそれらの実現のために必要な先端的な加工プロセスの開発などを探求します。これにより、機械工学を基盤とするものづくりのための材料と生産加工の分野で高い能力を有する人材を養成します。ものづくりのための材料と生産加工技術1 材料機能制御研究室加工プロセスを利用したマルチスケールな組織制御、およびそのための合金設計を駆使し、鉄鋼材料等の構造材料からエネルギー変換材料等の機能材料における特性・機能を高度化する研究を行います。2 高強度マテリアル開発・評価研究室金属・合金の高強度化、破壊、塑性変形、評価などに関する実験的研究を行います。電子顕微鏡やX線を用いて、材料の構造・破壊メカニズムの解析をミクロから原子レベルまで行います。3 薄膜材料研究室水溶液中電気化学製膜技術ならびに真空製膜技術を用いた高機能性金属・酸化物薄膜の形成と、それらの薄膜材料を用いた太陽電池などへの展開および環境負荷低減に関する基礎ならびに応用研究を行います。4 界面・表面創製研究室異種材料間の接合・複合化による材料界面・表面の各種機能性発現・向上を目的に、粒子積層による表面創製・成膜ならびに摩擦攪拌を援用する固相接合に重点を置いた研究開発を行います。2Natalia Restrepo Penaさん2014年3月 博士前期修了東芝㈱ 勤務機械工学世界最高強度のMg合金製の自動車用ハブ28

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