筑波技術大学 大学案内2019
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教育目標システム工学専攻の教育産業の根幹をなす機械と建築の専門分野を骨格としており、機械工学領域と建築工学領域の専門領域から成り立っています。システムを構築する工学を通した現代のモノづくりを基盤とし、専門基礎教育は、各領域において共通化を図り、工学の基礎固めを行った後、より高度な専門教育を行います。このような教育を通し、システム工学の専門的能力を確実に身に付け幅広い知識を備え学際的な思考のできる人材及び未来型産業技術に対応できる人材の育成を行います。機械工学領域では、モノづくりの基礎となる設計加工(CAD/CAM)、機械システム設計に必要な専門知識とCAEの利用技術を学び、コンピュータを利用して行う設計から最終加工、組立てまでの連続化したプロセス及び機械システムの開発研究・設計に必要な技術を修得します。先進の機械技術製品には、企画・開発・研究から使用運営までのあらゆる面で、材料力学・流れ学・熱工学・基礎動力学の知識と応用力が必須であり、これらを基軸とした教育を行います。建築工学領域では、建築の設計と生産に必要な工学的知識及び情報処理技術を融合的に学び、快適で安全な建築物を創出できる能力を修得します。また、高品質で人間性にあふれる豊かな建築空間を創造するためにコンピュータによる設計(CAD)やシミュレーション(CAE)技術を学修します。構造材料系、環境設備系、意匠計画系の学問分野を融合的に学修し、高度な専門知識や問題発見と解決の能力を身に付けます。また、指定科目を修得し、本領城を卒業した後、2年の実務経験を経ると1級建築士の受験資格が与えられます。機械工学領域って?「機械工学」と聞くと歯車がかみ合う様子をイメージしませんか?機械工学では歯車などに代表される従来の内容に加えてコンピュータの勉強が必須です。クルマ、ドローンそしてロボットの自動操縦や、シミュレーションなど、最近は機械工学と情報技術が融合し、切り離すことができません。また、応用範囲がとても広いことも、機械工学の特徴です。意外なところでは、医療機器やエコロジーな暮らしの提案などがあります。みなさんが社会でずっと活躍し続けられるように、機械工学領域では多彩な教員が、幅広い専門科目を開講しています。本領域卒業生は、エンジニアだけでなく教員や公務員として現在活躍中です。在学中に得た知識をいかし、卒業生の多くは各種企業に専門職採用されています(機械工学領域卒業生の就職率ほぼ100%、うち専門・技術職採用約78%、正規雇用率約90%、H23年度卒からH28年度卒まで)。建築工学領域って?建築の仕事と言えば、高校生の皆さんは、建物の形や間取りのデザインをイメージする方が多いと思います。しかし、建物を建てるためは、地震や強風に強い骨組、手話が見やすい環境、快適な室内環境、冷暖房設備など、非常に多岐にわたる課題を検討する必要があります。これらは、建物を使う人の生活の質に深く関わってくるものです。「この学校は地震でとても揺れる」、「手話が見にくい教室だなあ」、「暖房しているのに寒い」などと思った経験はありませんか。このような問題意識を持つことはとても重要なことで、新しい建築空間の設計への動機にもなります。皆さんの問題意識を新しい建築空間の設計へつなげていくには、「科学的な発想力」、「課題解決力」、「分析力」が求められます。建築工学領域では、こうした力を身につけるために、建築工学についての理論や数値的な分析のノウハウを学びます。皆さんの能力をさらに伸ばすよう、建築工学領域ではコミュニケーションを大切にし、支援していきます。➍➎システム工学専攻Q&Apoint1point2Pickup!!教員紹介写真❶の授業では、製図演習課題の講評を行っています。製図演習は建築を学ぶ学生には役立つ知識が得られるだけではなく、建築士受験に必要なスキルの一つにもなっています。手話や板書を用いて、手書きの図面、CADや3Dなど製図に関する技術が確実に身につく授業を心がけています。今井 計 准教授建築設計製図演習音・光環境工学建築環境計画建築設備17

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