筑波技術大学 大学案内2019
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私は 卒業生インタビュー筑波技術大学附属東西統合医療センターリハビリテーション科勤務能智 悠史さん平成28年理学療法学専攻卒業 私は、幼い頃に視覚障害になり途方に暮れていた時に、後に恩師となる1人のマッサージ師に出会いました。障害を負った当初は殆ど視力が無く、1人で歩くこともままなりませんでしたが、恩師が「俺が絶対に今より見えるようにしたる!」と言ってくれ、治療院へ通うようになりました。実際に視力は少しずつ回復し、中学・高校は、一般校に通い、ラグビー部に所属していました。 患者さんに真摯に向き合い施術・治療をしている恩師の姿を幼い頃から傍で見ていたからか、いつしか「この人と同じ仕事がしたい。」と自然に思うようになったのですが、私が高校の時に恩師が病でこの世を去ったのを機に、マッサージ師の道に進もうと筑波技術大学への進学を決めました。 大学では、体の構造や機能、手「夢・目標を現実に」 私は理学療法士になるために筑波技術大学への入学を決めましたが、医療分野の勉強など初めて経験するものが多く、卒業出来るか不安に感じていました。しかし、先生方の細かい御指導や様々な場面での先輩・後輩の支えが非常に助けになりました。在学中に印象深かった出来事は、障害者スポーツへ関われたサークル活動や米国への海外研修に参加出来たことです。これらは本学の特徴でもあり、在学生にとって貴重な経験になると思います。入学前に様々な不安を感じていた学生生活も、終わってみれば大学卒業と国家試験合格という目標を達成するだけでなく、サークル活動や海外研修など様々な経験も出来ました。これは自分の出来る事を積み重ねた結果と支えて下った周囲の環境のおかげだと思います。 また本学にはキャンパス内に附属の医療施設があり、自身の目標に合わせた見学や実習ができます。授業の内容がどのように現場で使われているのかを知る良い機会になると思います。私は現在、この医療施設で理学療法士として働いていますが、実際の現場で勉強不足だと感じる事はたくさんあります。これから先も不安はありますが、今の私に出来ることを考え、経験や知識を積み重ねて行きたいと思っています。「できる事を積み重ねよう」22

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