立教大学 大学案内2017
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College of Law and Politics 法学部 国際ビジネス法学科広い視野とリーガル・マインド、深い洞察力を身につけ、世界と日本の企業を橋渡しできる人材を育成します。「彼らの沸き上がる声に耳を傾けよ」。1960年、米国の公民権運動の指導者であるキング牧師らを支援すべく、南部アラバマ州の聖職者らがニューヨーク・タイムズ紙にこんな広告を出しました。しかし、この広告は名誉毀損にあたるとして有力政治家が提訴。州の裁判所では原告の主張が通り、莫大な損害賠償が命じられました。一時は上訴も困難とされましたが、連邦最高裁はこの訴訟を「憲法問題」として上訴を容認。公的な人物への名誉毀損は、原告が「現実の悪意」を証明しない限り損害賠償を認められないという新解釈を示し、表現の自由を防衛してみせたのです。人種問題の克服に取り組んできたアメリカ法のダイナミズムから、新聞社の社会的役割やビジネス的側面、法律家の役割が見えてきます。国民の「戦う表現」を守る連邦最高裁という法の番人躍動するアメリカ判例─表現の自由と人種差別/溜箭将之教授近年、企業社会におけるグローバル化の進展には目を見張るものがあります。このことは、わが国の企業が言葉も文化も異なる外国企業と取引し、また外国での法的紛争に備える必要があることを意味しています。法律はどの国においても国内法を基本とします。したがって国内企業と外国企業との紛争において生ずる問題は、いわば国内企業同士の紛争の応用問題。国際ビジネス法学科では、法律の観点からこうした紛争の予防や解決に向けた考え方・手続きについて学び、国際舞台で通用する法知識とセンスを磨きます。専任教員と担当科目・研究テーマ浅妻章如恒久的施設、所得源泉、国外所得免税、タックスへイヴン藤澤治奈民法長谷川 遼知的財産法早川吉尚国際民事訴訟法、国際私法、仲裁角 紀代恵債権流動化、債権譲渡、民法、流動資産の譲渡担保神吉知郁子労働法、社会保障法、イギリス労働法政策髙橋美加商法、会社法、国際取引法瀧川裕英法哲学溜箭将之アメリカ法、イギリス法、民事訴訟法、仲裁、信託法、憲法東條吉純国際経済法、経済法Sutter, A. J.★法政外国語演習藥師丸正二郎キャリア意識の形成外国語の授業と組み合わせ、グローバル化する企業社会で必要な法律科目を幅広く学習国際的な企業買収から特許にかかわる取引まで最先端の企業法務に触れる民間企業での活躍に通じる多様な科目を展開★印は2017年3月退職予定096

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