立教大学 大学案内2019
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担当講義PROFILEPICK UP RESEARCH研究紹介他者の視点をとおして世界を見つめ直す社会学部 現代文化学科 准教授木村 自大阪大学人間科学研究科助教、人間文化研究機構特任助教を経て、2017年度より現職。中国、台湾、東南アジアをフィールドとして、華僑華人やエスニック・マイノリティの移動と文化変容に関する研究を進めている。■文化人類学■文化の社会理論■専門演習2 など 社会学は、私たち自身の常識を疑い「他者」に正面から向き合うことで、これまでとは全く違う視点から世界を捉え直す方法を学ぶ学問です。なかでも文化人類学は、異文化の世界に身を置き、他者がもつ「文化のめがね」を拝借して世界を見つめ直すことで、私たちの世界観が無数にある世界観の1つにすぎないことを知り、私たちと社会とのより良い関係を再構築するための学問です。 私は中国や台湾、東南アジアをフィールドに、中国系のイスラーム教徒や華僑華人と呼ばれる人々を研究しています。彼らは日常の生活空間の中で、文化的・宗教的に異なる人々と対立や協力をしながら共存しています。そこで生きる人々の文化のめがねをとおして世界を見ることで、国や文化の境界を越えて生きるための、ローカルな知恵を学ぶことができます。多様性が必要とされる今日の世界において、文化人類学は不可欠の学問なのです。学部Webサイト:www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/sociology/デジタルパンフレット:www.rikkyo.ac.jp/admissions/brochure/95

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