立教大学 大学案内2017
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College of Law and Politics 法学部法学科法の視点から、問題を問い直し解決する力や、より良い秩序を創造する能力を育みます。国境を越え、国と国とを結ぶ飛行機。しかしなぜ、航空会社の飛行機は領空侵犯に問われることもなく、外国に赴き、乗客や荷物をのせたり降ろしたりできるのでしょうか。考えてみると不思議です。実は世界の多くの国は、民間航空機の相互乗り入れを認める取りきめを結んでいて、すべての運航はそれに基づいて行われているのです。こうした取りきめを含む国際法は、一般に「国際社会における国家の権利義務を定める法」だと説明されます。こういわれると、自分とは無関係のことのように感じてしまいますが、決してそうではありません。戦争と平和、陸・海・空や宇宙空間での活動、さらに経済や環境保護など、国際法が扱う多種多様な領域。それらはいずれも、国家を介して私たちとつながっているのです。なぜ民間の航空機は領空侵犯に問われない?遍在する国際法─実は身近なその役割/岩月直樹教授国と社会の秩序を形作っているのは、さまざまな法律です。法学科では多岐にわたる分野の法律を学修し、問題を発見・解決する能力と制度構築能力を身につけます。入学後はまず法学の基本的な素養を身につけます。これは大学院に進む学生はもちろん、公務員やビジネスパーソン、司法書士、法律事務所、NGO関係者など、あらゆる職業と市民生活にとって必要不可欠なものです。2年次以降はそれぞれの関心に応じて、応用・発展的な法分野を演習や少人数講義で学修。4年間の充実した学びにより、複雑化し激しく変化する現代社会の問題を問い直し、解決していく能力を育成していきます。専任教員と担当科目・研究テーマ国内法から外国法、公法から私法まで、幅広く法を学べる演習や少人数講義で密度の濃い学びを積み重ね、リサーチ能力を修得する法的ルールの解釈や運用能力だけでなく、制度を設計・構想する力を養う赤坂正浩憲法、人権、ドイツ基本法濱野 亮法社会学、弁護士論、司法アクセス論原田一明憲法、統治機構論、イギリス公法研究原田昌和民法、消費者法、ドイツ私法幡野弘樹民法、家族法、フランス民法林 美月子刑法許 淑娟国際法岩月直樹 国際法、経済制裁、戦争と平和神橋一彦行政法、行政救済法小林憲太郎刑法松井秀征新株発行、商法、企業再編、商取引法、会社法中村陽一社会デザイン、ソーシャルビジネス、NGO/NPO、市民活動内海博俊民事手続法山口敬介民法094

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