立教大学 大学案内2017
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College of Sociology 社会学部 社会学科“社会学的思考”と“分析力”がキーワードです。現代社会が抱える諸問題に実践的にかかわる人材を育成します。今、世の中では世論調査、マーケティング調査など、膨大な数の調査が行われています。結果だけを見るのではなく、その背後にある調査そのものを知ると、より深く考えるための手がかりが見つかるかもしれません。例えば、日本の安全保障関連法案についての世論調査。ある新聞社は「安全保障関連法案は、日本の平和と安全を確保し、国際社会への貢献を強化するために、自衛隊の活動を拡大するものです。」、別の新聞社は「政府・与党は、集団的自衛権の行使など、自衛隊の海外での活動を広げる安全保障関連法案を今国会に提出しました。」と前置きし、賛否を問いました。前者の方が後者に比べて、賛成の割合が5%程度高かったそうです。調査も人と人のコミュニケーションなので、尋ね方の違いが、賛否に一定の影響を及ぼした可能性も考えられます。世論調査を“より深く読む”ために社会調査法1/野呂芳明教授社会学科は1958年、社会学部と同時に創設された学科です。創設から50有余年、社会学科は常に社会の変化に敏感にアンテナを張り、新しいものにチャレンジしてきました。「社会学」が捉える社会の変化は、きわめて多様な層からなります。私と他者とがつくる関係は現在どうなっているのか。家族はどう変化し、ジェンダー関係や世代間の関係はどう変わろうとしているのか。世界の変動の中で日本はどんな問題を抱えるのか。そして今、自由で平等な社会はどうしたら実現できるのか。社会学科は、こうした問いを自分で考え解決することができる「社会学的思考」を身につけた学生を育てることを目標とします。この能力は、これから社会に出るにあたって、幅広い分野で役立つことでしょう。専任教員の研究領域萩原なつ子環境社会学、ジェンダー研究、市民活動論李 旼珍産業・労働社会学、日韓比較研究岩間暁子家族社会学、社会階層論、マイノリティ論木下康仁高齢社会論、個人の成熟と社会の成熟松本 康都市社会学、社会変動論村瀬洋一計量政治社会学、社会階層研究西山志保都市社会学、まちづくり論、NPO/NGO/社会的企業研究野呂芳明都市社会学、地域社会と政策の関係小倉康嗣ライフストーリー研究、生の社会学奥村 隆★自我・意識・コミュニケーションの社会学長 有紀枝人間の安全保障、平和構築、ジェノサイド研究 吉澤夏子ジェンダーの社会学、現代社会理論、他者論矢吹康夫障害学、ライフストーリー研究脇田 彩社会階層論、ジェンダー論、社会調査法社会のあらゆる問題を研究テーマとして選べる少人数のゼミ教育学年ごとに明確な教育目標を設け、親身に指導社会を調べる方法を学ぶ社会調査系科目が充実「社会調査士」資格も取得可能★印は2017年3月退職予定086

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