立教大学 大学案内2019
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担当講義PROFILEPICK UP RESEARCH研究紹介分子の“声”に耳を傾け、新しい扉をひらく理学部 化学科 教授森本 正和東北大学理学研究科博士研究員、立教大学理学部化学科助教・准教授を経て、2017年より現職。研究テーマは、フォトクロミック分子をはじめとする光応答性分子の合成と機能評価。■有機化学入門■有機構造決定法■基礎化学実験 など 動物の視覚や植物の中には、光を感じて化学変化を起こす分子が存在しており、生命活動において重要な役割を担っています。一方、人類は合成化学の発展とともに、光に応答する人工分子を生み出してきました。立教大学で研究を進めているフォトクロミック分子「ジアリールエテン」は、光の照射によって化学反応を起こして色を変化させます。最近の研究により、色だけでなく電気物性や磁気物性なども変化させることがわかってきました。このような光応答性分子は、光で情報を書き込むメモリデバイスなど、さまざまな応用が可能になると考えられます。 自らが作り出した分子たちと実験をとおして丁寧に「対話」すると、分子たちはこちらが想像もしなかった面白い「表情」や「動き」を見せてくれることがあります。そこから科学と社会における、新しい原理・機能・価値を見いだしたいと考えています。学部Webサイト:www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/science/デジタルパンフレット:www.rikkyo.ac.jp/admissions/brochure/85

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