立教大学 大学案内2017
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実験を重視し、行き届いた指導のもと最先端の課題に取り組む生命理学科では、1年次に「生命理学基礎実験」「化学実験(生)」「物理学実験(生)」を行い、実験を通して幅広く理学全般を学びます。2・3年次の「生命理学実験1、2A、2B」では生命理学に関するさまざまな実験テーマに自分の手でじっくり取り組むことで、講義で学んだことをより確かなものにし、実験の技術と組み立て方を修得します。学生実験のほとんどは2名1組または1名で行うので、スキルを確実に身につけることができます。4年次は希望する研究室に入り、1年かけて卒業研究に取り組みます。1研究室につき、6~8名程度という行き届いた指導体制のもと、学ぶことができます。さらに生命理学の最先端を学びたい人は、大学院へ進んで研究を発展させ、研究成果の学会発表や学術論文作成をめざします。生命理学への動機づけから最先端の知識までステップアップする専門科目生命理学科のカリキュラムは、基礎をしっかりと学ぶ課程を経て専門知識の理解を深め、より高度な実験へと導きます。生命理学の基礎を理解する●生命理学ゼミナール1同じ学期に行われる「生命理学基礎実験」の中から数個のテーマを選び、それぞれについて実験前に原理、手法、注意すべき点を学び、演習を行います。生命理学の基本的事項を15〜20名の少人数クラスで詳しく学んで大学での学び方を身につけ、ともに学ぶ仲間をつくります。DNAと遺伝子を学ぶ●分子生物学1、2、3DNAが複製され、DNAからRNAが作られ、RNAからタンパク質が作られる、いわゆるセントラルドグマの仕組みを詳しく学びます。そして、必要な遺伝子が必要な時だけに使われる調節の仕組みや、バクテリアと真核生物での遺伝子発現の違いを学びます。現代の生命科学やバイオテクノロジーすべての基盤をしっかり身につけます。生命の基本構造である細胞を理解する●分子細胞学1、2、3まず、生物の基本単位である細胞を、細胞周期と細胞死、細胞分裂、遺伝学と減数分裂、ミトコンドリアと葉緑体を中心に、分子レベルで理解します。次に、細胞の構造と細胞小器官の機能について、細胞の情報伝達、細胞骨格、細胞周期と細胞死等の生命現象を、分子レベルで理解します。こんな授業がありますカリキュラムの特徴▶詳しくはWEBサイトへwww.rikkyo.ac.jp/life-sci/index.html●生物化学1、2、3●科学英語1、2(生)●動物科学●植物科学●微生物科学●バイオテクノロジーその他の主な授業生命科学を自分の手で学ぶ●生命理学実験1、2A、2B生命科学の研究に広く利用されている基礎技術を習得します。実験結果の見方やレポートの書き方などを学ぶことで、生命現象の分子的な仕組みについて考察を深める思考力、文章構成力も培われます。また、授業で学んできた生命理学を実地に理解します。理学部では共通科目のひとつとして、「サイエンスコミュニケーション」を開講しています。理学部学生向け授業として開講するのは日本で初めての試みです。春学期は「入門」として、論理的な文章・考え方の習得と、科学情報の受け手として作り手の意図を知ることを目的に、論理性とは何か、科学とは何かを再認識し、論理的な文章執筆や映像の企画を行います。秋学期は「実践」として、日本大学藝術学部デザイン学科と共同で、企画を制作していきます。日本初の試み、理学部学生向け授業「サイエンスコミュニケーション」TOPICSステップ11年次では、春学期に生命理学を学ぶための基礎を確認するとともに、「生命理学概論」で細胞の構造と機能を学び、「生命理学基礎実験」でいろいろな実験を行います。秋学期には「分子細胞学1」「生物化学1」などで、生命科学の詳しい学習を始めます。生命理学への動機づけ、前提となる基礎知識の修得ステップ22年次以降は、分子科学に立脚した現代の生命像を理解するため、「分子生物学」「生物化学」「分子細胞生物学」の3分野を集中的に学びます。また、実験方法やコンピュータ処理などの手法も身につけます。生命理学に関する幅広い知識、研究手法の修得ステップ33年次からは、日々進歩する生命科学の現状や応用技術の可能性など、生命理学の最先端を学んでいきます。4年次には研究室に所属して卒業研究に取り組み、就職や大学院進学にも対応できる高い能力を身につけます。先端知識の修得、高度なスキルと問題解決能力の養成高校の生物で学んだ、自分の体を構成する細胞の働きに感銘を受け、進学を決めました。生き物はひとつの細胞から生まれ、数多の細胞の働きで生きています。生命理学科はそれらの現象を学び探求する学科で、講義では毎回新たな気づきと感動があります。1年次に始まる実験では、実験方法を基礎から学びます。講義と実験が完全に分断されていないため、実験した内容や原理を講義で学び、理解を深められます。学生同士はもちろん、教授との距離が近いことも生命理学科の特徴です。実験や議論を通じて、物事を論理的に考える視点、疑問を解決する姿勢を身につけることができました。私は入学時から望んでいた留学を実現するため、学科の授業の他に語学の副専攻も履修しています。今後は留学の経験と生命理学科で得た視点を活かして国際的な環境問題に取り組む予定です。実験と講義をとおして論理的に考える視点を養う3年次 色川あかり/茨城県 常総学院高等学校上記以外にも多様な科目が展開されています。詳細はシラバス検索をご利用ください。立教シラバス検索理学部生命理学科083

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