立教大学 大学案内2017
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College of Arts 文学部教育学科日々成長し変化し続ける人間を多角的に分析・検討し、総合人間学としての教育学を学びます。家庭教育、学校教育、社会教育など、私たちの一生は教育に関わりをもっています。教育学科では、多様な教育現象を考えるため、幅広い学問領域を総合的に学びます。哲学・社会学・心理学・歴史学などの理論を基礎として家庭教育、学校教育、生涯学習、国際教育、比較教育、環境教育、芸術教育など、さまざまな領域から教育を考えます。総合人間学として人間について深く洞察することで、学び得た知識は、社会の幅広い分野で役立ちます。専任教員と研究分野有本真紀音楽科教育・歴史社会学石黒広昭教育心理学・発達心理学市川 誠比較教育学・宗教と教育伊藤実歩子教育方法学・教育評価論北澤 毅教育社会学黒澤俊二算数科教育大嶋 彰図画工作科教育河野哲也教育哲学・特別支援教育前田一男教育史・教師教育論和田 悠社会教育 ・社会科教育渡辺哲男国語科教育・教育思想史3年次から2つの専攻に分かれ専門領域で教育を深く学ぶ学力やいじめなど現代的な教育問題を考える講義を展開生きた教育の場に目を向け、理論と実践の両面からアプローチ卒業式は涙と結びついています。学校生活最後の合唱で涙した人もいるでしょう。しかし、明治初期の学校には、入学式も卒業式も、学年や学級のまとまりすらありませんでした。学校が現在の形に近づき、式次第が確立されると、卒業式は「仲間と別れる感動の日」として認識されるようになります。毎年繰り返されるうちに、その場にふさわしい感情の表し方として「涙」がルール化されてきたのです。同じくオリンピックや終戦の日なども、「みんなと共通の感情を表すべきだ」という規範が強くはたらきます。自然に湧いてくると思っていた個人の感情も、文化や歴史、教育によって形成されているのです。身の回りの当たり前を問い直すことで、思考が開かれていきます。「その場にふさわしい」という理由で生まれる感情卒業式と涙の不思議な関係/有本真紀教授054

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