立教大学 大学案内2017
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College of Arts 文学部史学科過去を学び、理解することで未来を歩んでいく力を身につけます。皆さんは、今日における世界共通語が一般的に英語とされている理由をご存じでしょうか。英語の発祥地であるイギリスは、19世半ばから20世紀初頭に至るまで、世界を牽引するリーダーでした。他国に先駆けて産業革命を起こし、世界中に植民地をもつ姿はまさに大帝国。「パックス・ブリタニカ(イギリスによる平和)」という言葉などはその象徴でしょう。今でこそ、その栄光は影を潜めましたが、現在でも世界中に多くの影響を与えています。その一つが、まさに英語。かつて広大な領土を保有していたことから、多くの国・地域で公用語として使用されています。母語使用者数こそ中国語に1位の座を譲りますが、世界で通用する言語としての地位を保ち続けている理由は、歴史から学ぶことができるのです。どうして世界の共通語は英語なのだろう?歴史に刻まれた大英帝国の残像/青木 康教授歴史学は、私たち自身の歴史的・文化的背景を理解することによって、現代社会やその中にいる自らの位置づけをより深く認識しようとする学問です。伝統や文化が今暮らしている社会をどのように規定しているのか。私たちと異なる価値体系をもった多様な社会が、歴史上どのように形成されてきたのか。歴史を生きた人々の多様な文化に照らして、自らの文化を相対化していきます。文献的な方法に加え、文化人類学や地域研究論、さらには文化環境学という新しい学問分野を開拓。複数の専門言語やプログラムで、それらの方法論を習熟していきます。専任教員と演習テーマ・研究分野◎世界史学専修浦野 聡古代地中海世界史小澤 実中近世ヨーロッパ史青木 康★近現代ヨーロッパ史上田 信中国社会史弘末雅士東南アジア史石井規衛現代中東欧・ロシア史◎日本史学専修深津行徳日本・東アジア古代史佐藤雄基日本中世史後藤雅知日本近世史小野沢あかね日本近代史沼尻晃伸日本現代史木村直也日本近世近代移行期の歴史◎超域文化学専修山下王世イスラーム複合文化史栗田和明文化人類学野中健一文化環境学丸山浩明地域研究論松原宏之アメリカ社会史★印は2017年3月退職予定1年次に基礎を習得。2年次より世界史学・日本史学・超域文化学の3専修で学ぶ各学生が自発的に研究計画を立てられる多様な専門科目群将来の進路に活かせるフィールドワークや専門言語プログラムが充実050

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