立教大学 大学案内2018
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文学科は、多様な「文」を読み解きながら学ぶ場です。ここでいう「文」とは、「人文科学」のことで、一人ひとりの人間が、それぞれの時代や文化・言語・地域などの環境の中で、いろいろなことを経験し、感じ、考えたことの結晶・痕跡を解き明かす領域です。文学科には5つの専修があり、それぞれ多種多様な科目を展開していますが、その理念や目的は共通です。それは、言語への関心を深め、文化をより良く理解し、他者を愛し、自己を知ることです。文学科で学ぶのは、詩歌、小説、評論などの「文学」だけではありません。哲学、芸能、音楽、舞台芸術、サブカルチャーといった、古今東西のさまざまな文化に接します。「文」を読み解くことは、そこに表現された内容を正確に読みとることだけを意味しません。「文」には多様な可能性が秘められていて、筆者自身が意識していなかった意味を新たにそこから読みとることもできます。その意味を発見するには、現代に生きる私たちが、その「文」と対話を重ねることが重要です。文学科には、学生各自が読み解き考えたことを発表し、議論するための演習授業が多数展開されています。そこでの学びを通して、互いの意見が異なることの面白さを味わいながら、自分の考えを自分の言葉で表現する能力や、他者と話し合いながら、新たな意味を「文」から発見していく能力を身につけることができます。「文」を読み解き、考え、議論することは、新たな意味を創造する営みでもあります。5つの専修のうちから、みなさんの好きな言語や分野を選んでください。どの言語、分野でも、「文」を通して、言語や文化、そして人間に対する理解を深め、自ら表現し発信する力を磨くことは、きっとみなさん一人ひとりを大きく成長させてくれます。文学部College of Arts 文学科文学部の共通科目である基幹科目AおよびBでは、卒業後の進路も見据え、「職業と人文学」「インターンシップ」「海外フィールドスタディ」など、“文学”の域にとらわれない、幅広い学びの機会を用意しています。卒業後の進路を見据えた幅広い科目群を用意文学部の共通科目である基幹科目Cでは、文学科の科目以外にキリスト教学科、史学科、教育学科の科目も履修することができます。また、所属する専修以外の科目も自身の興味に応じて履修することができ、特に指定科目Cについては制限なく自由に学べます。文学的素養を幅広く身につけられるカリキュラム文学科では、英米文学専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修、日本文学専修、文芸・思想専修のいずれかに所属し、1年次から各専修の専門科目を履修します。それにより、1年次から4年次までの4年間の学習を計画的に進められます。5つの専修で専門的に深く学習する文学科では、他学科と同じく文学部がもっている従来からの伝統を引き継ぎ、少人数による演習形式の授業で、調査・研究の方法や、発表・討論のノウハウなどをじっくり学習します。少人数による演習形式の授業でじっくりと学習他者を知り、自己を知る。「文」を読み解き、新たな意味を創造する。文学科は、すべての入試種別において専修ごとに募集し、合否判定を行っているため、入試の際は5つの専修のうち1つを選択して志願することになります。ただ、立教大学には一般入試(全学部日程[3教科方式、グローバル方式]・個別学部日程)、大学入試センター試験利用入試、自由選抜入試、アスリート選抜入試など、さまざまな入試方法があり、試験日が異なれば複数の専修を受験することも可能です。たとえば、全学部日程で英米文学専修を受験し、個別学部日程でフランス文学専修を受験することができます。また、第一希望の専修を複数回、受験することもできます。自分の進路をしっかりと見極め、選択してください。文学科の専修を併願することはできますか。Q&A040

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