立教大学 大学案内2017
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College of Arts 文学部 キリスト教学科人間学としての「キリスト教学」。キリスト教が影響を与え、与えられた、文化・思想・芸術を学びます。人類の社会と文化は、宗教を抜きに考えることはできません。中でもヨーロッパに根づいたキリスト教は、その地に成立した近代社会と共に、ヨーロッパを超えてさまざまな形で現代世界の形成に深く関わってきました。今日、キリスト教徒は世界人口の約3分の1に達するといわれます。キリスト教学科では、そうしたキリスト教を中心にすえ、宗教の歴史的展開を批判的に跡づけし、宗教思想や宗教に直接関わる文化を多角的に学んでいきます。4年間の学びを通して人類の社会と文化を深く洞察し、世界をより良く理解するための基本的教養と国際的感性を身につけます。専任教員と演習テーマ・研究分野阿部善彦中世キリスト教思想史長谷川修一旧約聖書、聖書考古学廣石 望新約聖書、原始キリスト教加藤磨珠枝キリスト教美術、西洋美術史 久保田 浩宗教学、宗教史学西原廉太現代の神学、組織神学、現代社会とキリスト教 Shaw, Scott西洋音楽史、キリスト教音楽 Sonntag, Mira日本のキリスト教、アジアのキリスト教梅澤弓子キリスト教倫理学市川 誠☆キリスト教教育、比較教育学☆印は教育学科の専任教員「信仰」やキリスト教経験の有無は不問充実した少人数教育で学生一人ひとりの関心に沿いきめ細かく指導異文化を理解し、国際的・歴史的な感性をもつ教養人を育成いま、あちこちで、「国際化」「グローバル化」という言葉があふれています。しかし、その本質は何でしょうか? いくら英語ができて、政治・経済を学んでも、世界に通じる根本的人間観、高い倫理観、さらに、世界と自国の思想・歴史・芸術に対する深い理解がなければ、世界の多様な人たちと本当に理解しあうことはできません。なによりも、本当の意味で人と人が出会うのは、「わたし」にとって大切なものと「あなた」にとって大切なものを深く理解しあうときではないでしょうか。そうしたことを踏まえ、世界・他者・自己を知るのがキリスト教学。それは“人間学”ともいえるもので、思想、神学、聖書学、倫理、歴史、考古学、音楽、美術など、さまざまな視点から探究することが可能な奥深い学問です。なぜ、キリスト教学は“人間学”といえるのか?目からうろこのキリスト教学/阿部善彦准教授撮影協力:目白聖公会036

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