立教大学 大学案内2019
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荒巻 快哉ソニー株式会社 人事センター2003年 法学部法学科卒業 違いを生かす社会へ。荒巻 私の経験からお話しします。中国赴任時代に、工場で働く約2万人の社員の人事労務管理をしていたのですが、当時の中国は高度経済成長期の日本のような様相で、私の居た広東省は世界の工場と呼ばれ、労働力不足が慢性的に発生。農村から多くの若者が出稼ぎにきていました。毎月千名規模の採用活動、社員の離職リスクへの対応、最低賃金の大幅な上昇による給与改定等、日々対応に追われました。そこでは自分が今まで培ったスキルや常識が全く通用しない。そこでいったん、自分がもつ常識は忘れてみようと考えたのです。「学びなおし(Unlearning)」ですね。置かれた環境を理解しようとすることで初めて、周囲の人と協働できる。そのうえで、ゼロベースで思考し、課題を見つけて対応する。荒巻 そうです。協働する相手と共通認識をもって、現状の課題解決にあたる。社会に出てリーダーシップを発揮する場面で、思考力・協働力・変革力は必ず必要になる力だと感じます。菅野 相手の立場で考えて自分の価値観を柔軟にシフトするという思考で、協働力を発揮されたのですね。荒巻 立教には、視野が広い学生が多いですよね。「自由の学府」という理念があって、学生が自由に動ける風土がある。荒巻 それに立教は留学生も多く、海外経験豊かな先生による授業等からも多様性を学べます。そこから世界を見る。学内の人を通じて世界を知り、そこをステップにするとグローバルの素養も養えます。そのうえで、自分が帰属しているものを変えてみようと常に意識してみてください。たとえば最も身近な「家」で考えると、仮に母親だけが家事をやっていたとしたら、それをおかしいと考えて家族がそれぞれ家事を分担するとか。菅野 学生のうちに、何かを変革するのはなかなか難しいように感じますが、どのように身につけられるでしょうか。菅野 そう思います。諸先輩方もさることながら、立教GLPの履修生は特に、学外にコミュニティをつくるなど積極的に動いている印象です。菅野 小さいことでも、一人ひとりが当事者意識をもって周りに働きかける。人に頼らず、各々がリーダーシップを発揮することが、環境を変えるきっかけになるのですね。相手を尊重しつつ、自分自身のリーダーシップを積極的に実践していきたいと思います。知恵を育む、自由の学府の「立教」2003年立教大学卒、ソニー株式会社に入社。北京語言大学へ留学を経て2009年から4年間、中国本土・香港で人事総務及び海外赴任者管理を担当。2013年からは本社改革及び人事制度/インフラ改革支援等の組織変革ミッションに従事しつつ、新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(SAP)発の社内スタートアップの人事労務、SAP米国拠点Takeo Pointでの人材育成事業の企画/運営等を担当し、現在に至る。リーダーシップを学んできた立教生が、シップについて語り合った。25

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