立教大学 大学案内2019
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 課題が発表されると、まず私たちのチームでは、「ダイバーシティとは何か」を考えることから始めました。当初は、女性役員や外国人社員など、マイノリティが活躍していることが企業のダイバーシティなのではないかと考えていました。 しかし、議論を重ねていくなかで先生から「既婚か独身かの違いだけでも多様性では」とヒントをもらい、個人の中には多様な側面があり、誰もがマイノリティである部分を持っているということに気が付きました。これをきっかけに、社員同士がお互いの多様性を知り、それを生かしあうことができる仕組みを考えることにしました。 私たちが優勝できたのは、授業で教わった「課題解決のために、問題を掘り下げて仮説を立てながら論理的に考えること」を心掛けたからだと思います。実は、オリックス様からの課題だけでなく、チームにも課題がありました。 チームの5人は個性がバラバラで、本選前には辞退したいという声が挙がるほど足並みが揃わない状態でした。そんな時に、何が問題なのかを考え、相手の立場に立って話し合いを繰り返すことで、なんとか全員でプレゼンテーションに臨むことができました。リーダーシップを発揮するうえでは、論理的に考えること、そして事案の先にいる人を思いやることが不可欠なのだと思います。思いやりで思考する。(1)Eラーニングに参加し多様性を知る、(2)ワークショップに参加しディスカッションを通じて多様性を実感する、(3)アプリ内でコミュニティを作り多様性を生かした行動をするという、3ステップでアプリ内にマイレージを貯めていく。貯まったマイレージ数に応じて海外研修などを可能にし、社員が楽しみながらダイバーシティを実感できる。ORILEAGEアプリ社内の環境をより良くするための意識アップを目的にしたアプリ。土谷さんたち優勝チームが提案したプラン 社員一人ひとりが自分の特性を知り、ダイバーシティの一員であるという意識を育むにはどうしたらよいか。私たちは、誰もが気軽に始められるツールとして、社内用のスマートフォンアプリを企画しました。 提案プランは「社内のダイバーシティの推進に貢献する活動を行うことでアプリ内にマイレージが貯まり、貯まったマイレージで海外研修などの特典が得られる」というものです。この提案で選考を勝ち上がり、最後はクライアントの人事副本部長に直接プレゼンテーションをする本選に出場し、優勝することができました。※実在するアプリではありません。谷さんたち優勝チムが提案したプラン土谷案したプラン19

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