立教大学 大学案内2018
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社会で活躍する卒業生たちデベロッパーやメディア、メーカー、商社など、卒業生が活躍している現場は多種多様。立教大学の学び、教授や仲間とのネットワークをいかし、次のステップで輝いています。キャリア・就職支援 学で専攻した多文化共生やマイノリティーの社会学を学ぶゼミが、今の私の土台となりました。社会で起きている問題、大きい力とそこに抗えない小さい力、それぞれの立場から見る術を養えたと思います。3年次にはアメリカの大学に派遣留学して社会福祉学について学び、学内のフィリピンリレーションシップサークルでは現地の山岳地帯の人々との文化交流に参加。異国での出会いは、人前で意見を言うことの大切さと、日常において忘れがちな心の豊かさを教えてくれました。 海外を視野に入れ、商社を中心に就職活動をしましたがなかなか実らず、「世のために何かしたい」という思いはNHKの面接で互いに響いたように感じます。入社後は沖縄局に赴任し、ディレクターとして企画、取材、編集、時にはナレーションまで、さまざまなジャンルの番組を制作しました。中でも米軍基地建設で家をなくされた方のドキュメンタリーは深く印象に残っています。現在は東京へ異動してNHKスペシャルやクローズアップ現代+などの制作を担当。「今、社会に出ていない声は何か」を念頭に、大学で得た視点を忘れず、取材者に真摯に向き合うことを心がける日々です。大 教では北本先生のもと、X線を用いた天体観測の制御装置を研究開発していました。4年次より学会にも複数回参加する機会があり、特に大学院進学後に参加したフロリダの天文学会は、貴重な経験となりました。X線撮影にはCCDセンサーを使っていたので、就職先はなじみのある撮像系の業界に注目。研究室の先輩が撮像素子を扱う会社にいらしたので、仕事内容や職場環境について話を聞くなど情報収集をする中で、現在の会社を第一志望に活動を進めていき、最終的に内定を得ることができました。 入社後はコンパクトカメラのレンズ開発部門に所属し、さまざまな機種に携わりました。その取り組みでは、起きた事象に対して「なぜこうなったのか」と結果を考察、説明して周囲の意見を反映しながら次へ進むという、大学で培った考える力、伝える力がいかされたと思います。開発に没頭し3年目、商品が世に出たときは嬉しくて両親にプレゼントしました。現在は企画部門の新規ビジネスや商品を考えるプロジェクトに所属し、新しい映像の見せ方を検討しています。近い将来、世の中の人に喜んでもらえるものを創り出すことが目標です。立社会に出ていない声をしっかり拾い、これからの世代に響くドキュメンタリーを酒井有華子2009年 日本放送協会(NHK)に就職/社会学部 現代文化学科 卒業自分のアイデアを一翼として新しいビジネスを社会のスタンダードへ大久保洋輔2007年 キヤノン株式会社に就職/理学部 物理学科、理学研究科 物理学専攻 卒業152

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