立教大学 大学案内2017
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「身体」と「映像」の2つを中心テーマに講義、演習、ワークショップで実践的知性を育てる映像身体学科では、「身体」と「映像」を、思考・表現・社会といった幅広い切り口で学ぶとともに、生態心理学や認知科学の視点からのアプローチも行います 。1・2年次の演習で基礎をかため3・4年次の2年間で専門的テーマを追究映像身体学科では、3・4年次の「専門演習」での学習を前提として、1年次の「入門演習1、2」で本学科の基本的な考え方とスキルを身につけ、2年次春学期の「基礎演習」や専門展開科目(一部1年次秋学期から履修できるものもある)で実践的な思考力を鍛え、知見を深め、身体技能を高めて、自分自身の問題への関心を明確化していきます。「専門演習」では、同一クラスで継続して専門的テーマを追究します。指導教員の専攻分野によって形式や内容はさまざまで、ゼミナール形式の授業で文献調査やフィールドワークを通して卒業論文を執筆するクラスもあれば、ワークショップ型の授業で映像作品やダンス・演劇などの卒業制作を完成させるクラスもあります。いずれにしても主役は学生です。早い時期から幅広い学習を心がけ、自分を発見し、専門演習で焦点の定まった研究ができるよう指導していきます。カリキュラムの特徴▶詳しくはWEBサイトへcp.rikkyo.ac.jp/faculty/f02_outline.html写真という映像の本質と力を考察する●写真映像論21世紀に生きる私たちの暮らしに、映像は深く、そして広範に浸透しています。実は、写真こそが、19世紀という時代に人類史上初めて出現した、この映像なるもの、つまり、カメラという機械の知覚像なのです。この授業では、映像の起源ともいえる写真の本質を、映像身体学の基礎を踏まえて考察しながら、ドキュメンタリーからファッション、肖像や風景の写真に至るまで、その多様な表現を探り、写真映像の力について考察します。こんな授業があります●映像身体学入門 ●身体の思想●映像の思想 ●フィルム・スタディーズの基礎●メディアと表現●身体系ワークショップ(演劇)●養生論の思想●ジェンダー文化論●映像系ワークショップその他の主な授業斬新なカリキュラムで映像と身体を追求する入学から卒業後までの学びのステップ映像身体学科は、身体系の科目と映像系の科目を並行して学び、二系列の関わりを深く理解していきます。また、1年次からカリキュラムの基幹となる演習科目を配し、4年間を通して学習を積み重ねることで自身の問題への関心を掘り下げていきます。人間の身体は、解剖学的な要素の集まりとしては、決して語ることができません。古今東西の身体の思想と技法・医術・表現などの学習を通じて、身体の知を統合的な身体学として編み直し、これを身体パフォーマンスと結びつけて新しい人間学を研究します。身体学20世紀以降の人間のあり方に映像がもたらしてきた変化は、まだどんな学問によっても充分に解明されていません。現代人のものの見方や感覚に計り知れない影響を与えている映像(映画、テレビ、コンピュータ画像、写真など)の力と、その可能性を追求します。映像学映像と身体それぞれについて、哲学、社会学、生命科学などの諸成果を取り入れながら学び、並行して「映像制作」「ダンス」「演劇」に関する実際の経験から映像と身体の関係を把握します。本格的な講義、演習がスタート。プロとして活躍する教授陣の多彩な授業から、学科の中核となるカリキュラムを修めます。4年次には、学習の成果を卒業論文または卒業制作としてまとめていくことができます。広告、情報、映像コンテンツに関するクリエイティブ産業、自治体などにおける文化活動のプランナー、健康産業、一般企業も含めた幅広いフィールドを想定しています。表現者・アーティストとして活躍の場を広げていく際にも、映像身体学科で学んだ基礎が必ず役立ちます。独特な学科名から「何の勉強をしているの?」と聞かれることがよくあります。私自身、入学のきっかけは「映像」という言葉に興味をもったからで、当初は説明しにくかったのを覚えています。実際には、体を動かす授業や映像を作る授業、もちろん座学もあり、何でも勉強できるというのが学科の特徴だと思います。入学時は映画制作などの勉強をしたいと考えていましたが、日高先生の「写真論」の授業で写真のおもしろさに気づき、現在は先生のゼミに所属しています。2年、3年と学びを進めていくうちに、これまで別々と思っていた授業につながりを見つけることがあり、発見するたびおもしろさも増し、関心分野が広がっていくのを感じます。学びを深めていくのはこれからですが、本当に自分の興味があるもの、おもしろいことをつきつめて学ぶことができる学科です。3年次 佐藤里莉佳/埼玉県 栄東高等学校学び進めるごとに発見があり、関心分野が広がる映像身体学科の野村稔さんの作品『シューカツ(仮)』が、第13回JCF学生映画祭in山形〈短編部門〉において、準グランプリを獲得しました。JCF学生映画祭は、「次代を担う映画監督の発掘と育成!」をテーマに、たくさんの才能を輩出しています。野村さんは、長年テレビ番組の制作をしてきた佐藤一彦教授のゼミで映画制作の勉強をしてきました。学生作品『シューカツ(仮)』が「JCF学生映画祭in山形」で準グランプリを受賞TOPICSステップ3卒業後のイメージステップ2斬新なカリキュラムを学習 (2〜4年次)ステップ1映像と身体に詳しくなる (1・2年次)上記以外にも多様な科目が展開されています。詳細はシラバス検索をご利用ください。立教シラバス検索現代心理学部映像身体学科119

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