立教大学 大学案内2017
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College of Contemporary Psychology映像身体学科人と心を哲学的、芸術的に理解し、映像と身体をめぐる新しい思考と表現を探究します。コミュニケーション・ツールである「身体」の機能をいかに拡張するか。人類は長い歴史の中で、一貫してそれを追求してきたということができます。もともと私たちは、目、耳、口、そして手などを使ってコミュニケーションを図ってきましたが、そこには物理的な限界があるため、遠いところにいる人と視線を交わしたり、話したり、また時間をずらして情報を届けたりすることができませんでした。ところがご存じのとおり、電話やテレビといったメディア機器が、その状況を一変させたのです。そして今、インターネット上のデジタルサービスが、かつてない新たなコミュニケーションを生み出しています。最先端のデジタル技術が、人間の身体機能をどう拡張していくのか。非常に興味深い研究テーマです。インターネットは身体機能をどう拡張するか次世代コミュニケーションをデザインする/佐藤一彦教授映像身体学は、その名が示す通り映像と身体を融合的に取り扱うハイブリッドな学問ですが、本学科は映画制作などを職業的に教える専門学校ではありません。生身の身体が、機械的に生産される映像(イメージ)との間で繰り広げるさまざまな相互作用を自然や社会、電子メディアなどの環境の中で捉える、21世紀の新しい人間学をめざす場所です。本学科の特徴は、映像表現と身体表現のそれぞれ背後に広がる人間の思考行為と表現行為を、これまでの人文系の学問にはない、徹底して実践的な方法で解明するところにあります。身体と映像を二本柱としたカリキュラムで、現代の人間学を掘り下げていきます。専任教員と演習テーマ・研究分野江川隆男西洋近現代哲学、精神と身体の哲学、身体倫理学田﨑英明身体社会論、ジェンダー/セクシュアリティ理論加藤千恵古代中国思想史、道教思想史松田正隆身体表現論、演劇、パフォーマンス研究前田英樹★映像身体論、映像哲学中村秀之映画研究、表象文化論佐藤一彦次世代メディア論とその制作手法の開発 (4K/8K、電子書籍、DTP技術など)万田邦敏映像表現論、映画篠崎 誠映像表現論、映画香山リカ臨床精神医学、病跡学日高 優映像身体論、写真論身体や映像機械による創造行為の理論と実践の両方を通して「人間」を探究する教授陣は研究者、著述家、アーティストなど第一線で活躍するプロフェッショナルで編成シアター型教室や撮影スタジオなど充実した映像設備で学べる現代心理学部石山智弘映像技術、高精細映像相馬千秋身体表現論、演劇、アートプロデュース丁チョン 永ヨン斗ドゥ ダンス・身体表現江口正登パフォーマンス研究、表象文化論山本尚樹身体運動発達、生態心理学★印は2017年3月退職予定118

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