立教大学 大学案内2018
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現代心理学部のもうひとつの学科である映像身体学科は、映像と身体に関する思考や表現を追究する、まったく新しい教育研究内容をもった学科です。テレビ、映画、演劇、ダンス、身体技法などの芸術・表現分野について、技法と理論のいずれかに偏ることなく、両者を並行して学ぶカリキュラムが用意されています。つまり、表現行為の実際と理論的基礎をともに追究するのがこの学科の特徴といえるでしょう。心理学科にとっての心理学にあたる既成の学問領域はこの学科にはありません。むしろ映像身体学という、まったく新しい領域を映像身体学科は創成しつつあるのです。対照的な2つの学科は、しかし「心」というキーワードでつながっています。心理学科は心の仕組みと働きを探究し、映像身体学科は心の表現を探求しています。教育・研究面でも、両学科は緊密な協力関係にあるのです。人間の複雑な心の動きや行動に対する我々の関心は尽きることがありません。本学部では、人間の日常のさまざまな現象を科学的根拠に基づく研究対象として捉え、理解し、その意味を考えていきます。時代を見つめる「科学」の眼差し学部共通の科目群本学部を構成する心理学科と映像身体学科は、心、身体、環境の相互形成として人間を捉えるという考え方を共有し、互いの融合を図ることを目的として、「現代心理学入門」など学部共通の科目群を用意しています。現代を自分自身で「アート」する映像制作、身体表現、フィールドワークなど、豊富な体験学習を通して、現代に生きる自身の感性を創造し、表現します。これらの実習により、将来の職業選択につながる基礎的な技能も習得できます。ユニークな発想から、しなやかな思索を人間とは何か。心と身体、そして環境の結びつきを多角的に捉えながらこの問いに向き合います。自由で柔軟な思索によって人間の本質を追求する、広範で革新的なカリキュラムが用意されています。新座キャンパス/4号館(左・下)、2号館(上)117

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