神戸学院大学 大学案内2018
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日本は先進国の中でも類を見ない超高齢社会を迎えています。人々が健康に生きるためには、これまで以上にリハビリテーション関連の専門職が欠かせません。本学部は医療と福祉が有機的に連携した教育を展開するという理念のもと、社会福祉士、精神保健福祉士を養成する社会リハビリテーション学科、理学療法士を養成する理学療法学科、作業療法士を養成する作業療法学科の3学科の学びを展開しています。また、ますます高度化する医学的・社会的要請に対応できるよう充実した施設・設備において、現場経験豊富な教員が少人数制で密度の高い授業を展開。これらの質の高い教育が、本学部の高い就職率につながっています。医療と福祉が一体となった本学独自の学びにより、リハビリや福祉の専門家を育成社会リハビリテーション学科・社会福祉士国家試験受験資格※・精神保健福祉士国家試験受験資格※理学療法学科・理学療法士国家試験受験資格・健康運動実践指導者認定試験受験資格※作業療法学科・作業療法士国家試験受験資格・社会福祉主事(任用資格)※・高等学校教諭一種免許状(福祉)※学びのフィールド取得できる資格学科の実習以外に、積極的に学外のボランティアに取り組んできた理由とは?現場で気づいたことは何か?その気づきは学部の学びとどうつながる?子どもと触れ合う機会をもっと増やしたい。その実践の中でしか、気づけないことがある見えてきた課題に対し、教わった知識を応用。その繰り返しの中でつかんだ、将来への手応え地域の小学生たちを集めてキャンプを体験させる学外のボランティア活動と学科の学びの相互作用で少しずつ見えてきたのは、どんな将来像?QQ本学部には、将来の進路に対して意識の高い学生が多数在籍しています。その1つとして、学科の実習以外にも、各学生がそれぞれ学外で自発的にボランティア活動に取り組んでおり、学部もそれを積極的に支援しています。社会リハビリテーション学科の細川さんに、ボランティア体験が自分の成長にどうつながっているのかを尋ねてみました。私は将来、児童養護施設で働きたいと考えています。そのためにいまは支援の現場で役立つ経験をたくさん積んでおこうと考えて、積極的に学内外のボランティア活動に参加。学外では毎年夏休みに地域の小学生をキャンプに引率するキャンプリーダーを務めています。この活動は、自分たちでどんなキャンプを実施するかを企画し、子どもたちをお預かりして野山に連れて行き、安全に配慮しながらいろいろな体験をしてもらいます。数日間のプログラムを一緒に過ごす中で、最初はよそよそしかった子どもたちが次第に心を開いてくれるのは、何よりうれしい瞬間です。キャンプリーダーを務める中で、私が自分の弱点だと気づいたのは、「子どもを叱れないこと」でした。せっかく仲良くなったのに、嫌われるかもしれないと思ったら、危険な行為をする子がいても厳しく注意できなかったんです。でも社会リハビリテーション学科の先生から、相手との信頼関係の作り方や子どもの指導方法について教えを受けるうちに、「同じ子どもでも、年齢や地域によって必要な対応が違う。私も子どもの特性に合わせないと」と考えるようになりました。私たちが実施しているキャンプは、母子家庭の子どもの参加率が高いのです。それを考えると、「ただの遊び相手のお姉さんではいけない。時には母親のように、厳しく教えてあげないといけない場面もある」と気づき、少しずつ子どもを叱れるようになりました。また一歩踏み出したことで、今度は「学生の私では、どこまでいっても母親の代役は務まらない」という事実にも気づき、「それならいまの私ができるサポートは何だろう?」とより深く考えるようになりました。やっぱり大切なのは経験ですね。私はもともと、漠然と誰かの人生を支えていきたいと考えていましたが、神戸学院大学に来てからいろいろな現場で経験を積み、課題にぶつかり、理論を学んでそれを生かしていく繰り返しの中で、段々と自分のめざす支援の道が見えてきたように思います。これからは、そこに向かって一生懸命に進んでいきたいです。リハビリテーションの専門スキル人々のQOL(生活の質)を向上させるために、福祉や福祉用具・ユニバーサルデザインの領域から支援できるプロフェッショナルを育成。「社会福祉士」や「精神保健福祉士」をめざします。あらゆる作業を通して、人々の生活機能の回復を支援する専門家「作業療法士」をめざします。身体的なケアだけでなく、心のケアにも努めます。運動能力の回復をサポートする専門家「理学療法士」をめざします。運動療法や物理療法などさまざまな治療法をマスターします。社会リハビリテーション領域理学療法領域作業療法領域※ 指定科目の単位修得者が取得できる資格。【教育目標】 総合リハビリテーション学部では、専門的な視点を持ちつつも人間性や協調性に優れ、対象となる人々がその人らしい生き生きとした人生を送れるよう包括的に支援できる人材を育成します。[アドミッション・ポリシー](入学者受入れの方針)入学後の修学に必要な基礎学力を有している人。(知識・理解)分かりやすい言葉を用いて発表したり、文章を作成できる人。(思考・判断・表現)受身の学習だけでなく能動的な学習にも取り組める人。(関心・意欲)人への関心が高く、専門職を目指す意志を持ち、協調性に優れ協働しながら課題に取り組める人。(態度)1.2.3.4.高校で習った科目の基礎的な学力を重視します。単に覚えた知識だけでなく応用力を重視します。公募制推薦入試では、調査書の評定を評価に加えます。面接を課す入試では、学力試験では分からない共感力や向上心も評価します。1.2.3.4.【入学者選抜の基本方針】【求める学生像】 098

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