神戸学院大学 大学案内2018
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インタビューのここが魅力社会防災学科 舩木 伸江 准教授教員の証言神戸という地の利を生かして、多文化共生の未来を学べます現代社会学科 松田 ヒロ子 准教授本学部の学びのキーワードの1つは「地域」です。ただし、ますます多文化共生社会となっていく今後は、地域を区切られたエリアと見るのではなく、移住者などに注目してもっと動的に捉える視点が必要ではないかと思います。例えば、日本語や日本の文化に不慣れな住民は地域社会のなかで孤立してしまいがちです。どうしたらそうした住民を孤立させずに、公平な社会を築くことができるでしょうか。私のゼミでは、そんな課題を考えるきっかけとして、2016年度のユニセフビデオコンテストに参加しました。「誰も、置き去りにしない」というテーマでショートムービーを作成するため、学生たちはまず日本に住む外国籍や外国に出自をもつ住民の人権の現状について勉強。その上でシナリオ作成から作品づくりに着手。結果として、小さな子が韓国人のお友だちをお誕生日会に誘うというストーリーで映像を作ったグループが、入賞を果たしました。学生のみなさんには、こうした学びの中でたくさんの気づきを得て、今後の地域のあるべき姿を自分から作っていける人になってほしいと思います。あなたが生きていく自信になる防災の実践力を身につけられます防災について学ぶ時は、知識だけでなく、それを社会に生かす術を一緒に修得しなければなりません。本学の社会防災学科は、講義で学んだことを地域社会で経験できる機会を数多く設けており、実践力が鍛えられると思いますよ。私のゼミでは、学生たちが近隣の小学校などに赴いて子どもたちに防災教育の出前授業を行います。阪神・淡路大震災を経験した方のお話を聞き、聞いたお話をどうやって小学生たちに伝えていこうかと試行錯誤する中で、震災の出来事についての知識が社会で生かされる知恵へと変わっていきます。学生たちの様子を見ていると「どう伝えるか」に向き合って実にさまざまな努力をしていますね。体験していない震災の記憶を、自分の過去の何らかの体験に重ね合わせて部分的にでも理解しようと努力し、紙芝居などで伝え方を工夫し、少しでも子どもたちの心に訴えようとしています。また、学校での授業の中で、子どもたちから予想外の反応や質問が返ってくることが、さらに彼らの学びを深めます。あなたも本学科で自ら動く経験を通して、力強く成長してください。084

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