神戸学院大学 大学案内2018
75/172

現代社会は、単純に解決することができない課題で満ちています。街の中にある複雑かつ多様な難題に対し、さまざまな角度から考察を行って解決策を見出す力を身につけるのが、現代社会学部の学びの目的です。そのために社会学、経済学、経営学、行政学などの学問を横断的に学修し、幅広い視点を獲得。これに加え、現代社会学科・社会防災学科のそれぞれで、専門領域を深く学びます。また本学部では実習やアクティブ・ラーニングを特に重視し、さらにインターンシップなども多く取り入れ、つねに現場で考え、課題を解決する実践的な力を修得。国際都市である「神戸」の街を学びの舞台に、社会を動かす確かな力を養成します。街が抱える課題に対して自ら解決策を考え、社会を動かす力を養成現代社会学科・社会調査士※1 ・中学校教諭一種免許状(社会)※1・高等学校教諭一種免許状(公民)※1社会防災学科・社会貢献活動支援士※2 ・中学校教諭一種免許状(社会)※1・高等学校教諭一種免許状(公民)※1学びのフィールド取得できる資格キャンパスを出て、街を歩くことで見えてきたことは?どう学びは深まったのか。神戸の街からのフィードバックで得たものは?高齢者や車椅子の人にとっての不便を取り除けば、もっと魅力的な神戸が見えてくる「さまざまな視点でものを見ることの大切さ」を学んだ“オシャレトロ”神戸の再発見「神戸の街のデートコースを企画する」に参加。普段遊んでいる神戸の街を、違う視点で見ると…QQ4~5人のチームで、実際の街を歩き、「高齢者のデートコースをつくる」という想定でフィールドワークを行った現代社会学科の遠藤さん。夫婦のどちらかが車椅子を使うなど、できる限り具体的な姿を描いてから、雑誌などに載っているデートコースを参考に歩くことで、一見、オシャレでいろいろな施設が充実している神戸とは違う顔が見えてきたといいます。はたして、どんな街の顔が見えてきたのでしょうか。三宮から歩いたのですが、まず坂が多くて大変でした。それと道もガタガタで、意外と歩きづらい。若者にとってはそんなに苦じゃないかもしれませんが、高齢者、それもどちらかが車椅子で片方が押すとなるとかなりの重労働。いかに三宮が若者や健常者を中心に考えられた都市なのかがわかります。そして、元町まで行くと、今度は道幅が狭く、車椅子で通るには難しい…。ずっと住むとなると、高齢になり、歩くことが困難になる人もいるので、こうしたことも都市計画の際に考慮する必要があると感じました。このように違った視点で神戸の街をフィールドワークすることで、私たちが発見できなかった神戸が見えてくるわけですが、ネガティブな側面だけではなく、神戸の新たな魅力が見えてきたことも大きな収穫でした。例えば、「箸づくり」を体験できる観光スポット。「日本の伝統的な工芸品である『箸』。それを自分の手で作るお店が神戸にある?!」若者から高齢者まで、幅広い年代が楽しむことができる、伝統とオシャレが交錯する街、神戸。こうした発見こそが「知る喜び」「学ぶ喜び」を実感できる瞬間です。「高齢者の視点」からの発見に対して、「初めてのデートコース」を提案する後輩グループからの発表もまた魅力的でした。初デートでレトロな街並みの「異人館」に行き、二人で力を合わせての「香水作り」が行程に取り入れられていたのです。オシャレな神戸にピッタリのコンセプトだとは思うのですが、二人だけのオリジナルな香りが作れるというアイデアに驚きました。後輩たちはレトロな風景にオシャレ感がただよう神戸の街を、こう称したのです。「“オシャレトロ”神戸」このように「デートコースを提案する」ということから学んだ私たちの次なるステップは、地域に貢献していくことだと思います。多様な視点で社会を見つめ、そしてその声を社会に届けることによって、すべての人が暮らしやすく魅力ある街を築くことにつながるのではないでしょうか。僕は将来、何らかの形でメディア関連の仕事に就きたいと思っていますが、神戸という社会の現場とリアルに直結したここでの学びが、生かされると確信しています。現代社会学科社会防災学科課題解決能力の育成家族、福祉、ジェンダーなど、暮らしのあり方を問い直し、どんな社会を営むことができるかを考察します。地域と企業、キャリアとライフコースの関係など、「働くこと」「つくること」をめぐる課題を考察します。地域のつながりや文化がどのようにつくられ、人々によってどのように経験されるかを追究します。市民と生活仕事と産業地域と文化社会貢献マインドの育成市民として地域の課題にいかに対応するかを考え、ボランティア活動や防災、開発教育等を学修します。消防や警察等の救援、災害後の復旧・復興における地方自治体や国の対応のあり方について学修します。国際協力や身近な地域の社会貢献活動をどのように行うべきか、グローバルな視点から学修します。市民の視点行政の視点社会貢献の視点※1 指定科目の単位修得者が取得できる資格。※2 対象科目の単位を修得し、認定試験に合格すると取得できる資格。現代社会学部は、学際的及び実践的な学びを重視し、社会の様々な分野の問題解決にチャレンジし、社会貢献を実践できる社会人を育成するため、以下のような方々の入学を期待しています。大学で学ぶために必要な高等学校卒業相当程度の基礎学力を有している人(知識・理解)社会や人間に対する関心を持つとともに、それを深く理解しようとする人(関心・態度)課題を発見、分析し、解決しようとする志向性を有している人(思考・判断)自分の経験や考えを的確に表現するとともに、それを他者と交換しようと努める人(技能・表現)[アドミッション・ポリシー](入学者受入れの方針)1.2.3.4.074

元のページ  ../index.html#75

このブックを見る