神戸学院大学 大学案内2018
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教員の証言科学的根拠を提示できるチーム医療に不可欠な臨床検査技師に生命栄養学専攻 山下 勉 教授人々の健康に大きな影響を与える食生活。医療の現場で患者さんに食生活改善の具体的な指導を行うのは管理栄養士ですが、その際に欠かせない科学的根拠を見出すのは臨床検査技師の役目です。検査・分析によって、病気の原因がどこにあるか、あるいは生活習慣病の患者さんが合併症を発症していないかどうかなどを判断するなど、患者さんの健康を守る上で重大な役割を担う専門職です。検査・分析の専門家として最新の科学的根拠を医師や管理栄養士に正しく提示するには、働きながらも学び続け、日進月歩で進化する医療の先端を理解しておく必要があります。私の研究室では、生活習慣病の原因となる動脈硬化に関する最先端の研究に携わるだけでなく、文献調査やディスカッションなどにも取り組んでもらい、自ら調べて学ぶ力、患者さんと信頼関係を築けるコミュニケーション能力など、将来にわたって欠かせないスキルの基礎を身につけてもらいます。みなさんも本学科で知識だけに偏らない総合的な実力を身につけ、医療に求められる臨床検査技師をめざしましょう。科学的に正しい指導ができる質の高い管理栄養士をめざせます管理栄養学専攻 田村 行識 講師本学部では、食品の機能に関する「食品の栄養学」と、栄養素が身体の中でどのように利用されるかという「身体の栄養学」の2つを学び、これらをマッチングさせて、一人ひとりの栄養管理が理論的にできる管理栄養士の養成をめざしています。そして、これを実現するために欠かせないのが、健康状態を判断するための「臨床検査学」の知識です。なぜなら、血液検査などの臨床検査データをもとに、身体の状態やライフスタイルに合った最適な栄養管理プログラムを導き出すことが必要だからです。私の研究室では、肥満や糖尿病などの生活習慣病を予防・改善する食品や栄養素の探索研究を通じて、「食品の栄養学」、「身体の栄養学」、「臨床検査学」の3つの知識を総合的に身につけてもらう機会を多く提供しています。栄養や健康に関する情報が溢れている現代では、科学的根拠に基づき、その情報を精査して伝える管理栄養士が今後ますます必要になってきます。本学栄養学部で、栄養学と臨床検査学の知識をリンクさせながら、正しく情報を判断する力を養うことで、質の高い管理栄養士をめざしましょう。 インタビューここが魅力124

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