神戸学院大学 大学案内2018
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医療の高度化に伴ってチーム医療の普及が進み、一方で食への関心と期待が高まっている現代では、医療に強い管理栄養士や、栄養の見識のある臨床検査技師の必要性がますます高まっています。栄養学部ではこのようなニーズに応えるために、2016年度より管理栄養学専攻と生命栄養学専攻を設置。それぞれの専門性を高めるとともに、連携を取りながら幅広い知識を修得できる体制を整えました。国家試験合格に向けた指導体制は非常に充実しており、これまでに約4,000人の管理栄養士と約800人の臨床検査技師を輩出。医療の現場以外にも、一般企業への就職、病院・教育・行政・スポーツ関係など、その進路は多種多様です。学びのフィールド取得できる資格「食」と「医療」の両面から、健康を支えることができるスペシャリストを育成現場の管理栄養士との出会い。そこで気づいた「仕事に求められるもの」とは?医療現場での仕事を見つめ、自分の将来像がどのように見えてきたのか栄養のことだけ知っていても、プロじゃない。相手の立場で考えるためにもっと深い知識が必要患者さんが不安に思う気持ちを理解して説得力のある提案ができる自分に成長したい医療現場で働く管理栄養士とはどんな仕事なのか。実際に現場で働いているプロフェッショナルに学び、仕事への理解を深める中で見えてきた将来とは?QQ栄養学部では、管理栄養士に必要なコミュニケーションや技術を修得する機会として、2年次に「人体の構造機能疾病学実習」を設けています。この実習を受講し、現職の管理栄養士との交流を経験した堀田さんは何を感じ、どんなことを学んだのでしょうか。「自分の将来が少し見えてきた」と話す彼女に尋ねました。私は管理栄養士をめざして学んでいますが、実際の仕事の具体的なイメージがつかめていませんでした。「人体の構造機能疾病学実習」では神戸学院大学などを卒業して地域で活躍されている管理栄養士の先生たちが授業に来られて、医療現場でどのように栄養指導をされているのかを具体的に見せていただくことができ、とても刺激的でした。医療現場で働くことの魅力を知り、将来をめざすイメージが明確になり、また実務につながる新しい気づきが得られたのも収穫でした。私たちは普段「栄養」に向き合って学んでいますが、患者さんの目線を意識する時には、これを「食事」に置き換え、さらにその人の好みや制限なども考えなければならないと、視野を広げることができました。今回の授業では、管理栄養士が対象とする患者さんの多くは事前にインターネットなどを使って自分の病気のことについて調べたり、知識を蓄えて栄養指導を受けに来るということを詳しく教わり、「なるほど」と思いました。私も病気になったらきっと同じようにすると思います。そんな時、管理栄養士が医療分野の詳しい知識を備えていて、さらに栄養の専門家として体内での栄養の処置のされ方を教えてくれたり、ネットには書いていないその人のライフスタイルに合った食事内容を提案してくれたら、きっと説得力があるだろうと思います。自分のめざす将来が少し見えてきました。管理栄養士として働くためには、知識や経験だけでなく、わかりやすく伝えるコミュニケーション力も必要ですから課題は多いですが、将来「堀田さんがそういうなら、試してみよう」といってもらえるように、今後も精一杯学んでいきたいです。人がより健康になるための栄養学栄養学の基礎とともに、人体の構造や機能、健康と食事の関係、社会環境と健康の関係についてなど、幅広い視点で学びます。臨床検査結果などを読み解き、確かな栄養指導が行える管理栄養士をめざします。栄養学を理解した上で、チーム医療の現場で必要な実践力を身につけた臨床検査技師をめざします。共通基礎領域臨床検査学管理栄養学・管理栄養士国家試験受験資格 ・栄養士 ・栄養教諭一種免許状※1※1 指定科目の単位修得者が取得できる資格。※2 神戸総合医療専門学校との提携で卒業後1年で取得。・臨床検査技師国家試験受験資格 ・臨床工学技士国家試験受験資格※2管理栄養学専攻生命栄養学専攻・食品衛生監視員(任用資格) ・食品衛生管理者(任用資格)両専攻共通栄養学部では、「自主的で個性豊かな良識ある社会人の育成」を教育の理念・目標に掲げ、倫理感覚に裏打ちされた人間性豊かな管理栄養士・臨床検査技師・栄養教諭を育成しています。そこで、次のような学生を広く求めています。注)基礎的な学力とは、生物、化学、英語、国語、数学の教科である。高等教育の教育課程における基礎的な学力を習得し、健康や医療に科学的な関心を持つ人自らあたらしい課題を見つけ挑戦し、健康増進に意欲を持つ人将来は、管理栄養士・臨床検査技師・栄養教諭の資格を活用し、社会に貢献しようとする人[アドミッション・ポリシー](入学者受入れの方針)1.2.3.114

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