県立広島大学 大学案内2018
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生体機能学担当:齋藤 靖和 [3年後期]生命現象を理解するためには生体がもつ様々な機能(はたらき)を知らなければなりません。また、常に新しい発見や考え方に触れておくことも重要です。最近の話題をテーマに生体機能のしくみや疾患・老化との関係を学ぶとともに、テーマに関する意見発表・意見交換を通じてより多様なものの見方・考え方を身につけていきます。当研究室では乳および肉について研究しています。モッツァレラチーズは、加熱延性の性質を持つ癖のないチーズですが、低脂肪乳で製造すると風味や延性が失われます。延性はカルシウムに影響を受けます。チーズ中のカルシウムは、モノカルシウム-パラカゼイネイトとして存在していますが、低脂肪チーズではジカルシウム・パラカゼイネイトの比率が高くなります。この原因として、低脂肪チーズでは乳脂肪由来の脂肪酸によるカルシウムのイオン化が起きていないことが考えられました。そこで、チーズ中の遊離脂肪酸を測定し、延性向上に関与する脂肪酸の特定を行っています。津田(畜産物利用学)研究室国立健康・栄養研究所特別研究員を経て平成26年から現職。担当科目:食品衛生学、発酵学ほか 担当:津田 治敏准教授研究室の新3年生歓迎会の様子大学間連携フィールド演習本学科では、中国・四国地区の国公立大学間連携フィールド演習の科目として、「食品資源フィールド科学演習」を提供しています。2016年度は8月30日から4日間、本学科の学生7名を含めて8大学26名の参加で実施しました。食品加工や庄原市内の施設見学、プレゼンテーションなどを通して、他大学の学生と交流する良い機会になりました。

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