県立広島大学 大学案内2018
2/92

県立広島大学の成り立ち本学の歴史は三つの県立大学に由来します。一つ目は1920年、広島県が広島高等女学校に専攻科を設置したことに始まる県立広島女子大学、二つ目は農業短期大学を経て庄原市に誕生した広島県立大学、そして三つ目は三原市に設立された広島県立保健福祉短期大学を流れとした広島県立保健福祉大学です。2005年、これら歴史ある3大学が一つの大学として生まれ変わりました。県立広島大学の誕生です。開学以来、広島県全域を1キャンパスとして捉え、そこに教育・文化、そして産業を育む知の創造拠点としての役割を果たすべく努力を続け、現在に至っております。本学の目指す教育と背景にある研究力真摯に勉学に取り組む学生の姿勢と、きめ細やかな指導との相乗効果により、本学の高い教育成果が得られています。全国でもトップレベルの国家試験合格率、99.2%の就職率、そして、91.1%に達する授業満足度など幾つもその例を挙げることができます。しかし、私たちの目指す教育目標は、そうした数値を達成することではありません。「課題を見出し、自らの力で解決しうる実践力を養う」ことを教育の目標に掲げ、社会に対して誇りうる人材の育成を本学の重点課題に据えて、教職員一体となって取り組んできました。その前提として、大学で学ぶ学問の背景には教員の研究力が求められます。本学教員の研究力には誇るべきものがあります。例えば大学研究力の指標とされている、文部科学省による科学研究費助成事業の採択件数において、10年連続で中四国・九州・沖縄27公立大学のトップに位置するなど、教員の確かな研究力は、質の高い教育の提供に結びついています。さらに本学教育の特筆すべき特徴は、能動的学修の推進にあります。自ら解決する力の根底には、主体的に学ぼうという能動的姿勢が備わっていなければなりません。本学は文部科学省から公立大学ではただ一校、アクティブ・ラーニング推進事業の助成を受け、現在、教職員一体となって学生の積極的に学ぶ姿勢を育てています。こうした地道な教育に対する努力は昨年、大学通信の調査結果、すなわち全国2000の有名高校進学校の指導教員を対象に行ったアンケート「有名高校の進路指導教諭が勧める180大学」において本学は52番目、中国地方では広島大学、岡山大学に次いで小規模大学でありながら3番目にランクインされるなどの結果に表れつつあります。本学への入学を目指す皆さんへ未来への自己目標を据え、グローバル社会を生き抜く能動的な実践力を養い充実した学生生活を送って巣立ってほしい、これが私たちの共通の願いです。本学への扉を叩いた一人一人に向かい合いながら、本学教職員が精一杯支援していくことをお約束致します。学生教育Firstの姿勢で      臨んでいる大学*表紙の写真は、「県大フォトコンテスト2016」で寄せられた作品を一部掲載しています。

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る