県立広島大学 大学案内2019
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1.県立広島大学の成り立ち2005年、広島県内にあった歴史ある3大学が一つの大学として生まれ変わりました。県立広島大学の誕生です。広島県全域を1キャンパスとして捉え、「地域に根ざした、県民から信頼される大学」を基本理念とし、知の創造拠点としての役割を果たすべく努力を、教育、研究そして地域連携活動に注いでいます。2.本学の教育力の現状と背景にある研究力「大学が、自らの人材育成力を誇れる。」これは県民が期待する最も大事な要素です。幸いなことに、学生が真摯に勉学に取り組む姿勢と、細やかな教育指導との相乗効果により、本学は高い教育成果が得られています。全国でもトップレベルの国家試験合格率、99.8%の就職率、そして、91.8%に達する授業満足度など幾つもその例を挙げることができます。さらに大学の教育力向上には、確かな研究力が背景にあることが必然です。本学教員の研究力には誇るべきものがあります。例えば大学研究力の指標とされている、文部科学省による科学研究費助成事業の採択件数は、11年連続で中四国・九州・沖縄27公立大学のトップに位置しています。教員の確かな研究力は、質の高い教育の提供に結びつきます。こうして本学からは、しっかりとした知識力と技術力を身に付けた学生が育っています。しかし私達は、それだけの学生教育に満足はしていません。3.本学の目指す教育 ― 能動的学修者の養成2015年、野村総合研究所が公表した「日本の労働人口の約49%が就いている現在の職業は、10~20年後に人工知能(AI)やロボット等に代替される」との推計結果が、現実味を帯びてきています。AIやIoTの著しい普及、さらにはグローバル化の進展によって、これからの産業構造や社会形態の急激な変容がもたらされる現実が来ることを、本学教職員はしっかりと受け止めています。そうした社会を見据え、私達は「課題を見出し、自らの力で解決しうる実践力を養う」ことを教育の目標に掲げ、能動的学修すなわちアクティブ・ラーニングを介して、これからの社会において指導的役割を担える人材の育成を本学の重点的な教育目標に据え、教職員一体となってその育成に取り組んでいます。こうした努力に対し、文部科学省から公立大学ではただ一校、アクティブ・ラーニング推進事業の助成を受け、現在、教職員一体となって学生自らが積極的に学ぶ姿勢を育成しています。4.本学を目指す学生への約束未来に自己目標を据え、グローバル社会を逞しく生き抜く能動的な実践力を培い、充実した学生生活を送って巣立って欲しい、これが私達教職員の共通の願いです。本学への扉を叩いた学生一人一人にしっかりと向き合いながら、精一杯、学生の自己実現を支援していくことをお約束致します。本学が目指す教育とは

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