清泉女子大学 大学案内2018
49/84

くずし字を解読する必修の授業があります。初めはみみずのようにしか見えなかった文字が、授業を重ねるごとに読めるようになり感動しました。「日本古典文学基礎演習4」では、怪談が学問になることに驚きました。また、夏休みには先生の解説付きで谷中のお寺で幽霊画を見る文学散歩も。「日本語表現法1」では、15秒間での自己紹介や、新聞記事の要約などの練習をします。決められた時間内に話をまとめる力がつきました。近世文学のゼミナールに所属。卒業論文では、江戸時代の双子に関する伝承を、国文学的な見地から検証するというテーマに取り組みました。授業のおかげで苦手意識を克服人間面においても成長を感じた4年間でした小梢 真由さん2017年3月 日本語日本文学科 卒業私立 捜真女学校高等学部 出身私が近世文学を専攻しようと思ったのは、2年次に履修した「日本古典文学基礎演習4」がきっかけです。この授業では近世の怪異小説を扱うのですが、作品を読み解く作業には謎解きのようなおもしろさがあり、すっかり魅了されてしまいました。夏休みには先生と一緒に文学散歩に行く機会もあり、多方面から学びを深めることができます。また、大学では多くのことを学びたいと思い、教職課程と司書課程も履修しました。「日本語表現法1」の授業では、アナウンサー出身の先生から、話す訓練を受けたことが印象に残っています。私は人前で話すのが苦手だったのですが、「あえて自分の居心地の悪い場所に身を置きなさい」という先生の言葉のおかげで、人見知りだった性格を変えることができました。そのほかにも共通教養科目の授業で人との接し方について学んだことが、就職活動ではとても役立ちました。私はこの4年間で、勉強だけでなく、人間面でも大きく成長することができたと思います。高校生へのメッセージ学びのストーリー1年次2年次受験期は多くのことに悩む時期だと思います。けれども自分のやりたいことを見失わないでください。私も日本文学を学びたいという目標を見つけ、それに向かって無我夢中で走り続けた結果、清泉に入学することができました。自分で答えを出して進んだ先には、さらに広い世界が待っています。3年次の夏休みに共通教養科目の「日本芸能文化」を受講。中学以来のお琴体験。1年次から使っているくずし字の『字典かな』は私の相棒。教科書の年季は努力の証です。ゼミナールの皆で、神保町の古本街ツアーへ。神田明神では、卒業論文が無事完成するようにお願いをしました。大学最後に夏らしいことがしたいと、浴衣で納涼船へ。その後、初めての東京タワーへ。3年次4年次私の4年間日本語日本文学科文学部48

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る