清泉女子大学 大学案内2018
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梅澤 秀夫 教授日本近世思想史江戸時代後期の思想状況や知識層の動向を研究している。この時期は儒学・国学・洋学など、知識の世界も多様化し、また一般の人々の知的関心が高まる時期である。狐塚 裕子教授日本近代史日本近代における政治と宗教の関わりについて、また近年は日本と朝鮮との関係、特に維新後日本が本格的に影響力を強めるまでの両国の関係について研究している。鈴木 崇夫 教授哲学、倫理学、西洋思想史「どのように生きるべきか」という哲学の根本問題を、主としてスピノザ(17世紀オランダ)とカント(18世紀ドイツ)の思想との取り組みを通じて考えている。高野 禎子 教授西洋中世美術史西洋美術史、特に英仏中世の教会堂を飾るステンドグラスについて研究している。大聖堂の彫刻や壁画、写本との関連性について関心がある。中見 真理 教授国際関係思想近現代日本人の国際関係観、とくに「戦争と平和」「植民地支配」に関する思想の考察を通じ、戦争や差別の少ない世界を実現させるための思考様式を探る。山本 勉 教授日本美術史日本美術史担当。特に近世以前の仏像彫刻を実地に調査して、正確なデータを蓄積したうえで、彫刻史の展開や作家の問題を考察する実証的研究に主眼を置いている。米田 彰男 教授聖書神学歴史の中に生きたイエスは「男はつらいよ」の寅さんに類似しているのではなかろうか? 現代聖書学の成果を踏まえながら、この問いかけに正面から挑戦する。井上 まどか 准教授宗教学宗教史学、近現代ロシア宗教史近代ロシアにおける国家と宗教の関係について、教育・医療・福祉分野を中心に、欧米諸国および旧社会主義圏との比較を試みつつ研究している。木川 弘美 准教授西洋美術史視覚芸術全般について研究している。その中でも特に15世紀のネーデルラント絵画の宗教美術について、さまざまな角度から取り組んでいる。学生VOICE日本文化史演習Ⅳ狐塚 裕子 教授客観的事実を明確にし、自分で考え、判断する力を身につける日本の近代史を学ぶゼミナールです。2016年度は竹島問題をとりあげました。日本と韓国の間で争点となっており、ニュースなどでも耳にすることが多いと思いますが、実際に何が問題となっているのか、日本ではあまり知られていません。竹島をめぐって歴史的にどのような経緯があったのか、原史料を確認し、異なる考えの文献を読み、意見交換をしながら理解を深めていきました。氾濫している情報を無批判的に受け入れるのではなく、客観的な事実に基づき、自分自身で判断する力を身につけてほしいと思っています。◆文化史学科 卒業論文のテーマの例ゼミナール専任教員紹介41日本近代史に関心があったのでこのゼミナールを選択しました。今学んでいるのは歴史学的視点からの領土問題について。当時の出来事や思想は現在の外交問題にも関係しているため、歴史を学ぶことは、同時に現代の社会問題を考えることにもつながります。狐塚先生は全員が理解できるようゆっくりと授業を進めてくださる、学生思いの優しい先生です。酒井 玲奈さん文化史学科 4年私立 大妻嵐山高等学校 出身● 20世紀アメリカ広告からみる女性像の変化 ~『家庭的な女性』と『自立した女性』~● 中国史における三夷教の盛衰● 明恵の信仰と行動―中世の権力と動乱の間で―● 日清修好条規にみる日中関係―日中両国の真のねらいとは―● 《メローデの祭壇画》における書を読む聖母について● 大仏殿様四天王像の成立と展開● カントの「人格」論と日本の教育基本法における「人格」の解釈と その変遷についての一考察● マザーテレサの信仰の核藤本 猛 専任講師中国近世史中国の近世、宋代の人々はどのように生き、文明を築いてきたか。残された史資料を手がかりに、その政治・経済・文化的営為をたどり、考察している。

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