法政大学 大学・入試案内2017
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福祉コミュニティ学科 3年神奈川県立鶴見高等学校出身薬師寺 風貴決められた答えがないことも数多く、自分の頭で繰り返し考える必要性を実感します。社会福祉・地域づくりを中心に問題解決力・実践力を育み地域社会のリーダーを養成 福祉コミュニティ学科では、コミュニティの運営や組織化に関わる諸学問と福祉を結び付け、さらには住民の心の問題を理解するために臨床心理学的要素を取り込んで、公・共・私にわたる福祉の諸課題を総合的に発見・解決できる人材育成を目指します。 近年、引きこもり状態にある若者やうつ病患者の復職・社会参加といった、新しい社会問題が顕在化する中で、これまでの福祉サービスでは対応しにくかった分野を民間の非営利団体や社会起業家が担う例が増えています。こうした福祉やコミュニティをめぐる公民連携への期待を背景に、本学科では、今後、社会問題の解明、新たな支援のあり方、社会的起業の実践など、いわば社会福祉と地域づくりがクロスオーバーする領域の科目の充実を図っていきます。また、実践力を備えるための豊富な演習・実習科目も、本学科の大きな特徴です。福祉コミュニティ学科入学定員:147人DEPARTMENT OF COMMUNITY DEVELOPMENT企業活動から社会問題にアプローチするソーシャル・ビジネスへの理解を深める一つ一つの言葉をおろそかにしない姿勢が学びの場でも実社会でも大切「ソーシャル」という言葉は、決して難解な用語ではない。また「アントレプレナー」という言葉も、調べれば企業家という意味だと分かる。ではソーシャル・アントレプレナー(社会的企業家)とはどんな企業家なのか?土肥ゼミでは、社会が抱える諸問題に対して企業やNPO/NGOがビジネスの手法で解決に挑む「ソーシャル・イノベーション」や「ソーシャル・ビジネス」を学ぶ。新旧企業家の事例から彼らがどう社会の諸課題に関わってきたかを考えるのが、本日のゼミのテーマだ。比較的新しいテーマだけに、学術的にはまだあいまいな要素もあるそうだ。「だからこそ、言葉には敏感になってほしいのです」と土肥教授。用語の意味を正確に共有しないと、議論がすれ違ったままとなってしまう。発表者の学生がある用語を何気なく読み流した瞬間、すかさず「どういう意味なんだろう?」と土肥教授の指摘が入った。「分からない言葉があれば、立ち止まって考えてほしい」。温和なまなざしが、一瞬きらりと光る。議論を通じて、企業活動と社会的な課題について理解を深める学生たち。漠然とした概念を他者と共有する訓練は、さまざまな価値観が共存する実社会においても、存分に生かされることだろう。土肥 将敦 教授ゼミテーマソーシャル・イノベーション地域性を重視した実習の一つが「コミュニティスタディ実習」です。夏休み期間中に各地の自治体や企業・NPO団体に赴き、地域が抱える課題と先進的な政策や対応を学び、実践的な問題解決力を養います。地域のリーダーを育成する「コミュニティスタディ実習」社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験に対応したカリキュラム構成になっています。これらの国家試験は誰もが受けられるものではなく、厚生労働省が指定した科目を履修し、単位を修得する必要があります。この受験資格を本学科で取得することができます。外部の国家試験受験対策講座の受講にも大学から補助があり、万全の支援体制で高い合格率実績を出しています。国家試験受験資格が得られる実ゼ況ミ!ナール

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