法政大学 大学・入試案内2017
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社会政策科学科 2年福岡県私立福岡雙葉高等学校出身西嶋 みなみ春と秋には農業体験。食に関する素朴な疑問を本気で語り合えるゼミです。総合的な視野と市民の視点で社会政策を構想し、提案できる人材を育成 社会政策科学科では、経済学、経営学、財政学、行政学、法律学、政治学、社会学など、社会諸科学の知識を応用し、現代のさまざまな社会問題を分析・解決するための政策づくりを市民の視点で担える人材の育成を目指します。産業、環境、コミュニティの領域を中心に、政策の実態を具体的に学び、より生活しやすい社会をつくるために、理論だけではなく、社会問題の現場での実習も重視しています。これにより、行政から企業、NGO、シンクタンクなどの分野で、政策提言ができる力を身に付けます。社会政策科学科入学定員:216人DEPARTMENT OF POLICY SCIENCE ON SOCIETY日本と世界の食料政策に切り込み未来につながる方策を探るまるで議会討論を見るような気迫のあるディスカッションそれはまるで、小さな議会討論が繰り広げられているかのような熱気だった。島本ゼミは、日本と世界の食料を取り巻く諸問題について研究を進めている。例えば、今話し合われているのはTPPについて。環太平洋戦略的経済連携協定への参加は日本にどのようなメリットとデメリットをもたらすか、警戒すべきことは何かといった内容で、ディスカッションが行われていた。「TPPによる関税撤廃は日本の輸出産業にとってメリットがあると思うけど、どこが問題なんだろう」と教授は学生に問う。「それは、自由貿易化の主導権をアメリカが握っている点です」と学生。さらに別の学生が手を挙げる。「例えばアメリカが進めている遺伝子組換え食品への危惧です。ISD条項によって表示義務が廃止になれば、日本への輸出は歯止めがなくなります」。学生一人一人が日本の将来を予測するような議論が続く。島本教授は言う。「日本の食料自給率はカロリーベースで40%を割っています。食料を海外に依存する中で、子どもたちの未来を守れるのかを、私たちは真剣に考えなければなりません」。日本人にとって切実なテーマだからこその気迫ある研究発表。それがこのゼミの、熱気の秘密なのだと感じた。島本 美保子 教授ゼミテーマ世界の食料問題実ゼ況ミ!ナール対象コースさまざまな環境問題の発生メカニズムや、人や社会に与える影響を把握した上で、問題を解決するためにはどのような政策や企業経営、市民運動が必要かを学際的に研究します。環境政策コース企業経営の諸問題、地域産業の復興、雇用形態や働く人々の変化など多様な問題を扱い、現代の企業社会における問題に対する理解力と対応力を学びます。企業と社会コース地域社会で起こるさまざまな問題を、コミュニティ形成の視点から考察。行政の改善、住民参加と協力、社会ネットワークの充実化に即して、地域活性化の道を探究します。コミュニティ・デザインコース国際社会、国際政治、民族問題など、グローバル化が進む現代社会におけるさまざまなテーマを、3学科横断的に研究します。国際社会コース(3学科共通)コース・プログラムの履修例●地域活性化を目指して公務員を志望する●企業社会を取り巻く問題に興味がある●環境問題に対して政策提言する力を付ける公務員プログラム政策リテラシープログラム社会調査プログラム企業と社会コース環境政策コースコミュニティ・デザインコース

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