法政大学 大学・入試案内2017
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経済学部 FACULTY OF ECONOMICS世界規模の社会問題を経済学的視点で解明し国際社会に貢献できる力を培う国際経済学科では、リアルタイムで変化し複雑化する世界の経済現象を解明し、国際社会で貢献できる人材の育成を目指しています。そのために、共通言語としての英語の修得と、経済をグローバルに捉えるための知識の修得を重視しています。英語教育では、語学としてだけでなく、専門知識の英語での修得も目的とし、熟達度別クラスやネイティブスピーカーの授業を多く設置し、英語で行う経済学の講義も設けています。また、国際感覚やスキルを身に付けるため、SAプログラムや国際インターンシップ・ボランティアなどのグローバルアクティビティ体験を単位として認めています。カリキュラムは、基礎から応用へとスムーズに移行できる編成で、専門主要科目は、2つの科目群から興味に応じて自由に履修でき、投資、貿易、外資系企業などでのキャリア形成に役立つ知識を養うことができます。国際経済学科入学定員:244人DEPARTMENT OF INTERNATIONAL ECONOMICS今まさに変化する“生きた国際経済”を解き明かす他大学との研究発表会は目前教授の指摘が鋭さを増す「あ、カナダの金利が上がっている」。IMFから入手した金利と為替変動のデータを武智教授と学生たちがのぞき込んでいる。金利や為替レートなどへの理解を通じて、国際金融・国際経済の変化を考察する武智ゼミ。他大学数校との合同研究発表会「インゼミ」へ向けて、研究内容の詰めが行われている最中だ。テーマは、金利と為替レートの相関性。アメリカ、イギリス、オーストラリアなど、国ごとにグループに分かれ、学生の経過発表が始まる。「日本は全体的に低金利の傾向ですが、カナダの場合、金利が高い水準で上がっています」と学生。武智教授は容赦なく突っ込む。「世界的に低金利傾向なのに対し、なぜカナダは高金利なのだろう」。学生は言葉に詰まった。まだデータの理解で手いっぱいで、そこからの分析に至っていないのだ。「ここの金利の落ち込みは何だろう。もしかすると、ギリシャ危機が影響している可能性はないかな。データはデータ。そこから何を読み取るかを考えよう」。「人が理屈通りに動かないのと同じように、経済も理論通りに動かない。その難解さが面白い」と武智教授は言う。武智ゼミが取り組む相手は、今まさに躍動する“生きた国際経済”。その謎を解き明かす試みが、今日も続けられている。武智 一貴 教授ゼミテーマ国際金融実ゼ況ミ!ナール国際経済学科 2年東京都立上野高等学校出身後藤 由紀数字の動きを通じて、見えない世界の動きが見えてくるのが楽しいです。国際経済学の専門科目(グローバル化対応の学び)国際企業、資金調達、国際協力、新しい世界秩序の形成などのテーマに取り組みます。国際投資・開発科目群世界各地域の経済および文化への理解を深め、世界の国々を多角的な視点から考察します。地域経済研究科目群経済学の基礎固め国際経済学の入門科目基礎から応用への段階的学習カリキュラム3・4年次1・2年次

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