法政大学 大学・入試案内2017
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複数の分野を系統立てて学び幅広い見識と豊かな発想力を身に付ける情報化・国際化・多様化が進む現代社会において、ますます複雑になる経済の動きを的確に把握し、諸問題を解決するには、広い視野が必要です。例えば、国を越えてモノや資本が動く場合、そこには人の行動があるわけですから、背景にある文化や歴史、社会情勢など広範囲の教養も必要になります。経済学科には、経済学だけでなく、それに隣接する領域を専門とする教員が豊富にそろっているため、経済学を他の学問分野と関連させて学ぶことができます。カリキュラムは基礎から応用までを系統的に身に付けられる積み上げ式で、1・2年次は、専門分野の入門を学ぶとともに幅広い教養科目を修め、しっかりと基礎固めを行った上で、3年次から専門的な学びに移行していきます。専門の学びでは、7つの分野が設けられ、学生一人一人が持つ興味・関心や将来のキャリア形成に応じた専門的な知識や分析力が深められます。経済学科入学定員:482人DEPARTMENT OF ECONOMICS社会保障制度の課題を経済学の論理で鋭く抽出まさに“今”進行中の問題に冷静な視点と熱い思いが交錯するここ菅原ゼミでは、徹底して自発的な問題意識が要求される。ゼミ生の多くが、政府審議会等の委員も務める菅原教授の知見と、長年の社会保障研究、政策立案の実践の場で培われた見識に触れて、学びたいがために、このゼミを選んでいる。「じゃあ時事問題のテーマ出しから」との声に促され、各自が着目した時事テーマを挙げていく。日系企業の現地雇用にまつわるトラブル、高齢者の孤食と健康への影響、高速道路無料化…ゼミ当日まで、誰が発表者として指名されるか分からないため、全員が発表準備に手を抜けない。プレゼンテーションは、新聞などから選んだ記事に対し、自らの視点で本質を深掘りするもの。「孤食という概念は、独居とも少し違い、家族と住んでいても起こりうる」と学生が発表すると、教授は世代間ギャップや生活リズムといった背景を的確に押さえていく。「同じ孤食でも、男性は女性の倍以上、鬱傾向に陥りやすい」と学生が述べると、男子学生から納得とも共感ともつかぬ笑いが起きた。「社会との関わり方で男女差が大きいのでは」と指摘する発表者に、菅原教授は実例を挙げながら、問題の根っこをあぶり出していく。経済学にも人の思いや生き方、ライフプランニングなど、ソフトスキルの重要性が高まっていることを、菅原ゼミは実感させてくれた。菅原 琢磨 教授ゼミテーマ社会保障と経済政策実ゼ況ミ!ナール経済学科 3年沖縄県立北谷高等学校出身下地 栄吉社会保障は、この国の存続を握る鍵。菅原教授の知見と、懐の深さに圧倒されています。専門の学び基礎から段階的に学ぶ積み上げ式のカリキュラム7つの学修分野基礎(初・中級+応用)基礎(入門)3・4年次2年次1年次金融・国際産業・企業政策現代経済分析文化・思想環境歴史社会 経済・経済学入門+多彩な選択科目群

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