法政大学 大学・入試案内2017
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法学部 FACULTY OF LAW暮らしのあらゆる場面に存在する“政治”を探究し問題解決へ導く思考力・実践力を養う “政治”というと、選挙や政党、永田町をイメージするかもしれません。しかし、家庭やコミュニティ、地域といった私たちの暮らしの身近にも“政治”は存在しています。政治学は、問題のメカニズムを解明し、問題解決・処理のための方策を探究する学問です。政治学科では、伝統的な政治学を超えて、ジェンダーや公共政策、コミュニティ政策、メディア論など、新しい分野の政治学を展開しており、今まさに実社会で起きている具体的な政治問題にも取り組むことができます。複雑化する現在の政治問題を批判的に検討、分析・判断し、問題解決のための思考力・実践力を身に付けていきます。 また、政治学は専門用語や概念が多いため、導入科目「政治学の基礎概念Ⅰ」を本学科唯一の専門必修科目に設定。政治学を学ぶ上で必要な知識・概念を身に付けます。政治学の具体的なイメージを明確にでき、応用へとスムーズに進むことができます。政治学科入学定員:172人DEPARTMENT OF POLITICAL SCIENCE暮らしの身近な問題に政治学の視点から解決策を探るグループ学習やフィールドワークを通じ広い視野で都市政策を考える都市政策を学ぶ杉崎ゼミでは、同じテーマに興味を持つ者同士が集まった5つのグループごとに調査やプレゼンテーションを行い、最終的にはそのメンバーで、ゼミ論文を完成させていく。この日はゼミ論文の中間報告会。『子どもの遊び場』を題材にするグループは、「時間、空間、仲間の3つの条件がそろえば、子どもは自然と遊び始めるそうです。これを踏まえて新しい公園のモデルケースを提案していきます」と発表。すると杉崎教授は「なぜ公園に着目を? 提案も大切だけど、まずは前提となる公園の重要性を実証する事実が必要ですね」と助言する。こうした的確な指導によって、学生たちは研究の基礎や都市空間に関する課題への理解を深め、ゼミ論文の完成度を高めていく。さらに同ゼミは、フィールドワークを積極的に取り入れていることも特徴的だ。例えば、『待機児童』を題材にするグループは、実際に地域の保育園を訪れて生の情報を得ることで、現状の課題をあぶり出し、その解決策を探る。「グループでの論文作成やフィールドワークは法学部では珍しいですが、多様な視点からの意見に触れることができるので、一人で文献講読をするだけよりも効果的に知見が広がります」と学生の一人が語ってくれた。杉崎 和久 教授ゼミテーマ都市計画市民参加手法科目は「理論・歴史・思想」科目群と「政策・都市・行政」科目群に大別され、1年次からほとんどの専門科目を履修できるのが特徴の一つです。早い段階から専門科目に取り組める政治学科の1年生を対象に開講されています。読む、書く、発言する、議論を理解するなど、大学生として必要な基本的な能力を身に付けることだけでなく、政治学とはどんな学問なのか、その具体的イメージを持つことを目標にしています。少人数のゼミ形式。コミュニケーション力向上、政治学への導入を図る「政治学入門演習」実ゼ況ミ!ナール政治学科 3年宮崎県立宮崎大宮高等学校出身矢野 真由華杉崎教授は理系出身なので、政治学以外の視点から都市政策を学べるのが面白いです。理論・歴史・思想 科目群政策・都市・行政 科目群現代政治を歴史の中に位置付けて理解し、求めるべき価値を探るための科目群です。現代社会の諸課題に挑み、政策・制度として具体化するための科目群です。

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