法政大学 大学・入試案内2017
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研究「自由と進歩」に挑む。研究紹介次はダークマター、ダークエネルギー。見えない宇宙への挑戦すばる望遠鏡の主力カメラは「ハイパー・シュプリーム・カム」によって、天文学はさらなる宇宙の謎に挑んでいる。それが、可視光では決して捉えることのできない「ダークマター」「ダークエネルギー」の解明だ。実は、酸素や窒素など、私たちが知っている物質は宇宙の5%しか満たしていないと言われている。では、残りの95%は何なのか。どんな物質やエネルギーが漂っているのか。考えるだけでもワクワクしてくる。岡村教授はこう言う。「見えないものを見ようとして進歩し、さまざまな壁を乗り越えてきたのが人類。天文学とは、見えない宇宙に新たな視野を求めようとする人類の欲求なのです」。そんな私たちの、新たな目となるハイパー・シュプリーム・カム。人類の進歩を阻む問題に対しても、新たな解決の光をもたらしてくれるに違いない。岡村研究室では今、学棟の屋上に設置した新しい天体望遠鏡のシステム立ち上げに余念がない。東大名誉教授であり、シュプリーム・カムの開発責任者であり、天文学の世界的権威とも言える岡村定矩教授。その教授が、学生たちと頭を付き合わせるようにパソコンに向かってあれこれ議論し、冗談を交わしている。「いったい学生たちは、この先生のすごさを分かっているのだろうか」と言いたくなるほどの自由さと対等な関係。オープンな校風の法政大学だからこそのぜいたくな学びの場が、そこにはあった。岡村 定矩 研究室研究室紹介東京大学 木曽観測所105cmシュミット望遠鏡で撮影

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