法政大学 大学・入試案内2017
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環境調和型社会の実現を目指して環境・ エネルギー問題における化学的解決方法を学ぶ 環境応用化学科では、環境やエネルギーの諸問題を解決し、持続可能な社会を目指す化学である「グリーンケミストリ」を基盤としています。有機化学、無機化学、物理化学、環境化学、化学工学の5分野をしっかり学習することにより基礎能力を身に付け、生体や環境、物質との関係について学びます。学習の便を図るために設置された3つの履修モデル(コース)で専門科目を体系的に学ぶ中で、グリーンケミストリ関連科目では、化学物質の開発および生産過程における自然界や生体への影響、資源の循環再利用など、環境調和の考え方を重視した学習を行います。さらに、最小環境負荷実現のための物質設計をはじめ、環境問題に対応した新しい化学的な解決法などに関する教育研究を行っています。環境応用化学科入学定員:80人DEPARTMENT OF CHEMICAL SCIENCE AND TECHNOLOGY座学と実験のバランスの取れた学習で知見、実用化に導く力、実践力を養う教授を軸に対面型に並べられた長机に、学生たちは真剣な表情で向かう。大河内研究室では、温泉、生体水、水素水など、“水”に関する研究が行われている。この日のゼミは、学生がテキストの音読をした後、教授が解説を加え質疑を受けるという学習スタイルが展開された。声に出して読むことで、不明点や疑問点が浮き彫りになる。教授の解説でさらに理解が深まる。こうした座学による基礎知識の修得は、専門領域の研究に取り組むに当たっての土台づくりとして非常に重要なのだ。続いて大学院生主導で行っている水素水の実用化を探る実験に参加。水素入りの風呂に6週間入った前後とその中間の皮膚の違いを比較するというもので、弾力性を数値化する測定器が使用されている。珍しい機器を目の前にして、興味津々の様子で自分の皮膚で測定器を試したり、大学院生に疑問を投げ掛けたりと、先ほどとは一転、学生たちは生き生きと実験に取り組んでいる。「研究の方向性や方法を模索する中で、専門性以外の力も身に付けてほしい」と大河内教授。知見を広げる座学と実用化に導く力が養われる実験。両方のバランスが取れたこのゼミでは、社会に出たときに通用する実践力が確実に身に付くだろう。大河内 正一 教授ゼミテーマ実ゼ況ミ!ナール環境応用化学科 3年栃木県立栃木女子高等学校出身大塚 美咲ヒトにとって身近で、良い影響をもたらす“水”。面白みとやりがいのある研究テーマです。ヒトにとって身近な“水”の本質と活用方法を探求する生体に近い水、「生体水」の製造法の開発実験・実習を重視した実践的カリキュラムで、1年次から各教員の研究室で多彩な実験プログラムを体験できます。在学中、比較的早い段階で興味のある研究テーマを明確にでき、研究室配属後にじっくり研究に取り組むことが可能です。1年次から多彩な実験プログラムを体験グリーンケミストリを基盤に学ぶ3コース(履修モデル)環境保全やエネルギー問題などを化学的手法により解決するための知識と技術を修得します。グリーンケミストリコースさまざまな機能性物質開発を行うための基礎知識や、その応用開発のための知識と技術を修得します。物質創製化学コース環境、資源、エネルギーの観点から物質の化学変化を捉え、化学工学的プロセス設計などの基礎を修得します。環境化学工学コース卒業研究において、マイクロ・ナノテクノロジー研究センターや小金井キャンパス精密分析室に設置されている最先端の分析機器を利用して実験を行うことが可能です。2・3年次の応用化学実験においても、一部の先端機器に触れる機会を用意しています。最先端の機器・施設の利用が可能

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