法政大学 大学・入試案内2017
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確かな専門技術の獲得と豊かな感性を養成新時代の都市環境デザインを多面的に研究する これからの都市環境デザインには、これまでの安全・安心な社会基盤整備だけでなく、地球規模の環境保全、自然環境との共生、循環型社会の構築など、多面的な課題対応が求められています。都市環境デザイン工学科では、高い工学知識や技術はもちろんのこと、社会の求める課題に応えるべく客観的で幅広い視野を持ち、かつ自身の五感を研ぎ澄まし、豊かな感性で都市環境デザインに携わることのできる創造的な技術者の育成を目指します。東日本大震災以降、都市・地域計画のあり方は一層の見直しが迫られています。災害を減らす方法を考えることも課題の一つです。都市環境デザイン工学科入学定員:80人DEPARTMENT OF CIVIL AND ENVIRONMENTAL ENGINEERING地震国ニッポンの社会基盤整備を循環型社会の構築とともに模索する自らの将来像にも思いをはせるインフラ設計現場の特別講義現代日本の社会基盤整備を考える上で欠かせないのが減災技術、とりわけ地震減災研究であるのは否定できない。地震国ニッポンにとって、地震対策はまさに喫緊の課題であり、宿命ともいえるものだ。想定される被害を最小限に抑えるための減災工学や都市設計を学ぶのが、酒井研究室の主眼である。ただし、本日のゼミがいつもとは違って緊張感に満ちているのは、壁際にずらりと整列したスーツ姿の一団のせいかもしれない。彼らは特別講師として招かれた、大手建設会社の設計部を中心とする現役社員たち。日本のインフラストラクチャーの根幹を担うメンバーといっても過言ではないだろう。学生からすれば、ピンポイントで自分たちのビジョンを検証できる絶好の機会だ。主任格の設計担当者が、ゼネコンの現状について説明を始めた。学生たちの目は、自らの将来像へと熱く照準を合わせているようだ。「現在、日本の公共投資総額の、実に半分以上がメンテナンスや修繕費用に充てられている。そういう時代に皆さんは直面しています」。維持することや修理すること、使い続けることを前提に、新たな構築を模索する技術。そんな循環型社会の実現がもはや国家的急務であることを、ここでは現場感覚として学ぶことができる。酒井 久和 教授ゼミテーマ地震減災と耐震構造設計本学科は、JABEE(日本技術者教育認定機構)認定学科です。この認定は、国際的に通用する技術者を育成する教育プログラムが用意されている証。卒業後、登録により「技術士補」の資格が付与されます。都市環境デザインの仕事をする上で重要な、「技術士」の資格を取得しやすいメリットがあります。JABEE認定学科として、技術者を育成3系統分類による総合的な工学教育と研究実ゼ況ミ!ナール都市環境デザイン工学科 4年富山県立富山高等学校出身豊田 岳也ゼミで学んだ液状化対策などの減災技術を、生命や財産を守る仕事に生かしたいです。社会基盤を設計し整備する手法や防災技術を修得しつつ、自然生態系との調和を図りながら環境を保全、再生する知恵を追究します。外国語科目・基盤科目・学部科目公共空間デザイン、交通計画、都市計画法と政策、測量学などの諸科目技術者倫理、知的財産権、図学、確率・統計、英語、数学、物理などの諸科目水理学、河川環境工学、地盤力学、環境法規、海洋環境工学などの諸科目環境システム系構造力学、コンクリート工学、耐震工学、橋のデザインなどの諸科目施設デザイン系都市プランニング系

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