法政大学 大学・入試案内2017
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大使館員としてのキャリア本田 珠美米国大使館商務部 シニア コマーシャル スペシャリスト法学部 政治学科 1987年卒業“Have a Dream !”夢を抱いて海を越えよう 私の歩みは、学内で見た一枚のポスターから始まりました。それは、奨学金が給付され留学できる「派遣留学制度」の案内。憧れだった海外留学の夢が一気に近づいた思いで、私はそのチャンスにかけました。今思えば、法政大学には世界への扉を開くさまざまな機会があったと思います。講義のたびにそれぞれの視点で世界の情勢を語ってくださる先生方、多くの留学生との交流、そして手厚い留学制度。“Have a Dream !”後輩となる皆さんにも、自由な法政大学で心の自由を育んでほしい。そして、世界に夢を抱いて海を越える日が訪れることを願っています。法政は自由の大学。自由な心を育み、海を越えてほしい「ここには外国人なんていないよ。君たちはみんな僕の学生だ」。不安いっぱいで英国シェフィールド大学へ留学した際に言われた最初の言葉でした。国や文化の壁を乗り越えて、対等に語り合おうとする精神が、私のグローバル力の原点です。「外国人なんていない」、それが私のグローバル法政で培ったGlobal力 「なぜ日本企業はそんなに慎重なの?」「なぜ米国企業は性急に事を進めようとするの?」。私は米国大使館で、米国企業と日本企業の橋渡しを務めています。日本企業と提携したいという要望を受け、日本企業をリサーチし、話を持ち込み、互いを引き合わせ、コミュニケーションを繰り返しながらマッチングを図る。しかしそこへ至るには、さまざまな壁を乗り越えなければなりません。冒頭のような、アクティブな米国企業、慎重確実な日本企業という、気質の違いから生まれる壁もあります。 そんなとき常に胸にあるのは、進歩は自由から生まれるという大学で育んだ思い。それは、立場や考えの違いを乗り越え、知らない人たちと握手をするという心の自由です。「Please be patient(どうか辛抱強く、相手のことを理解してあげてください)」。双方に理解を求めながら、壁を乗り越えるお手伝いをする。その先に日米両企業の未来があると信じています。私の使命は、日米両企業に心から握手をしてもらうこと

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