法政大学 大学・入試案内2017
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情報科学部 FACULTY OF COMPUTER AND INFORMATION SCIENCESディジタルメディア学科入学定員:78人DEPARTMENT OF DIGITAL MEDIAディジタルメディア学科 4年神奈川県立柏陽高等学校出身髙野 楓子今まで体験できなかったようなことを、ゼミで学んだ技術で実現したいです。現実世界とサイバー世界を情報技術でつなぎより豊かなライフスタイルを実現するアイデアを実現する知識と技術だけでなく他人に伝えるコミュニケーション力も重要スクリーンに、学生のノートパソコンの画面が映し出された。小池研究室の4年生のゼミでは、卒業論文の進捗報告が行われている最中である。物理学や化学、生物学など自然科学の法則で支配される実世界と、情報理論で支配されるサイバー世界。その2つを、人間を中心に結び付ける「実世界指向メディア」を研究しているのが、小池研究室だ。学生たちの研究テーマも、映像処理やコンピュータグラフィックスなど、多岐にわたる。ある学生は「ヘッドマウントディスプレイを使い、自分の動きを客観的に確認できるようにする」という研究内容について、うまく伝えられずにいた。小池教授から「この技術を顧客に売るための説明だと思って話してごらん」とアドバイスが飛ぶ。「例えば具体的にどんなことが可能になるのか考えてみよう」。教授の言葉に、他の学生たちからすぐに幾つもアイデアが挙がった。報告者はそれをノートに書き留める。どれだけ優れた技術であっても、他人にその利点を評価してもらうことができなければ、社会で役立つものにはなり得ない。発想と理論、そして「伝える力」を鍛えられた学生たちの手によって、やがて世の中を変える新しい何かが生み出されることだろう。小池 崇文 教授ゼミテーマ実世界指向メディア実ゼ況ミ!ナールフィールドは実世界のメディア処理からゲームまでディジタル情報を社会に生かす技術を修得 ディジタルメディア学科は、「画像や音声、センサなどの新しいタイプの情報」を探究します。映画やテレビで欠かせないCGを作るための理論や作成方法、人間の顔や音声の認識と識別、身体の内部や地球の温暖化現象の可視化を実現する研究を進めます。これらの研究の実現に向けて、プログラミング言語や物理計算、画像認識、音声情報処理などの分野の学びを通して、コンピュータシステムに強いディジタルメディア分野の人材育成を目指します。 情報科学を学ぶ上で基礎となる知識や技術は、プログラミングです。プログラミングとは、表現したいことを生み出すための手段や手順を考え、コンピュータの言葉を使って書き表すことです。本学部では、入学時にコンピュータに対する知識がなくても、高度情報技術者を目指せるプログラミング教育を行っています。一つのクラスをテーマ別に細分化し、グループごとに学ぶ仕組みで、少人数クラスと同じようにきめ細かな指導を実現しています。また、4年間で1万行のプログラミングを経験できるよう演習科目を設定しており、この「1万行演習」でプログラミング技術を体に覚え込ませます。こうした教育により、1年次から一つずつ知識と技術力を積み重ねていくことができます。初心者からでも高度情報技術者を目指せるプログラミング教育※プログラミング教育はコンピュータ科学科でも 同様に行っています。

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