武蔵大学 大学案内2017
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68 MUSASHI MAGAZINE 2017社会学と専門分野を学ぶための基礎をつくる1年次。基礎・応用ゼミでは、学生自身が興味・関心のある現代社会の問題を通して、社会学的に考えるための文献の読み方、まとめ方、報告の仕方、議論の仕方、さらに図書館やインターネットを利用したデータ収集などの方法を学びます。3年次以降の専門的な研究に必要なスキルを身につけるため、16~17名程度のクラスで実習を行います。キャンパスから外に出て、実際にアンケート調査やインタビュー調査を行い、社会調査の技法を習得します。また、国内外でのフィールドワークや、データ分析に特化した方法論ゼミなども開講予定です。文献や資料、インターネットなどを用いながら、自分の関心のあるテーマに取り組みます。さらにフィールドワークやゼミでの討論を通して、卒業論文のテーマを深めます。学年末には「卒業論文構想」を提出します。3年次までに培ってきた知識と社会を見るスキルを生かし、文献研究のほか、アンケート調査やインタビュー調査、フィールドワークなどを行ってデータを収集・分析します。これをもとに各自の研究成果を卒業論文にまとめます。■ 社会学科のゼミのステップ■ 教員・担当ゼミ紹介1年次2年次3年次4年次社会学初年次基礎ゼミ社会学初年次応用ゼミ社会学方法論ゼミ社会学専門ゼミ社会学専門ゼミ卒業論文芸術と文化の社会学、コミュニケーションの社会学関係形成の社会学急激に変化する現代社会のなかで、いかに「自分らしさ」を形成し、表現するのか。さらに、将来いかに「新しい関係やシステム」を構築するのかについて、人との関係、モノとの関係、社会・集団との関係から検討します。大屋 幸恵 教授● ゼミテーマ福祉社会学、社会問題の社会学福祉や社会問題と関係するテーマ(貧困、社会的排除、少子高齢化など)を通して、社会学的なものの見方・考え方について学びます。2016年度は、福祉に関係するテーマを中心に、グループ研究・発表を行う予定です。菊地 英明 教授現代の社会問題と福祉の社会学● ゼミテーマ家族社会学、ジェンダーの社会学、現代社会論国際問題・社会問題から音楽・マンガなどのポピュラーカルチャーまで、私たちが住む社会におけるさまざまな現象を分析します。2015年度は、社会学的な分析方法を学んだあと、さまざまな流行現象の分析を発表し合いました。千田 有紀 教授現代社会学● ゼミテーマ文化人類学、オセアニア研究、グローバリゼーションの人類学当たり前で身近な「自文化」を際立たせてくれる「異文化」。そして、自文化と異文化を結びつける存在としての「私」を多文化共生の視点から考えます。2015年度は、マイノリティ、結婚や家族、ジェンダー、まちづくりなどから分析しました。内藤 暁子 教授「自文化/異文化」理解の人類学● ゼミテーマカルチュラル・スタディーズ、政治社会学食と農のカルチュラル・スタディーズ私たちの生活に身近な食べ物。食べ物を口にするまでには、世界中の生産者から街のスーパーの従業員まで、国境を越えてさまざまな人々がかかわっています。2015年度のゼミでは、食べ物を対象にして、自分と世界がどうつながっているかを考えました。安藤 丈将 准教授● ゼミテーマ教育社会学、ジェンダー論、学校文化論ジェンダー・ディスプレイ:「女」/「男」という実践・表象私たちが当たり前のことと思ってきた「女/男であること」を疑い、それが社会的につくり上げられたものであることを考察します。2015年度は理論文献の講読と、家族・学校・職場の人間関係、スポーツ、ファッション雑誌などを分析しました。中西 祐子 教授● ゼミテーマ社会運動論、戦後日本の歴史社会学社会運動から見る現代社会社会運動の考察を軸に、現代社会の姿に迫ります。2015年度3年次のゼミでは、「社会運動と原子力」をテーマに、原水爆禁止運動から反原発運動までの歴史を学び、社会問題としての原子力について調べ議論しました。松井 隆志 准教授● ゼミテーマ国際社会学、現代中国研究、ジェンダー研究グローバル化と移民の社会学日本をはじめとして世界中のさまざまな国・地域が、「人の移動」をめぐる問題にどのように向き合ってきた/いくのかを考えます。2015年度は国際社会学の基礎文献のほか、映像資料を使いながら問題の背景を理解し、グループごとの研究に取り組みました。大橋 史恵 准教授● ゼミテーマ日常生活の社会学、社会学理論矢田部 圭介 教授流動化する現代社会を背景に形成されている私たちの自己のあり方について、年度ごとに視点を変えながら検討しています。2015年度は、私たちが自然で内在的なものだと信じている「心」や「感情」が、どれほど社会的なものであるかという観点から、自己のあり方について考えました。現代社会とアイデンティティ● ゼミテーマ社会的不平等の研究、計量社会学林 雄亮 准教授社会調査データから読み解く人々の意識と行動社会現象とは、私たち一人ひとりの行動や意識の集積によって引き起こされています。2015年度3年次のゼミでは、その人々の行動・意識の構造やメカニズムについて、社会調査データの計量分析と発表を行いました。● ゼミテーマ※担当ゼミの一部を紹介しています。TOPIC毎年、オープンキャンパスで約6時間の生放送!社会実践プロジェクトの1つ「武蔵テレビ(MTV)プロジェクト」では、8月のオープンキャンパスで約6時間の公開生放送を行います。番組の企画からオン・エアまで、学生が自分たちでやりとげます。▲社会実践プロジェクトの詳細はP.74

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