武蔵大学 大学案内2017
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28 MUSASHI MAGAZINE 2017前期の教養ゼミナールは、資料を探す方法、発表の技術、討論の方法などを実践的に学びます。後期のプレ専門ゼミナールでは、2年次からの専門ゼミナールでどんなテーマを学ぶか自分で考え、専門ゼミナールの準備をします。コースとゼミを選択し、より専門的な学問に取り組みます。それぞれの関心に応じて文献の講読やコンピュータによるデータ分析法などを学ぶ一方で、ゼミ合宿なども活発に行われ、交流を深めることもできます。個人で、あるいはグループでテーマを設定し、発表と討論をくり返しながら研究を深めていきます。ゼミによっては2・3年次合同で行われるものもあり、先輩として指導するという経験から学ぶ機会もあります。3年次の研究をさらに発展させ、指導教授による論文指導を通じて、より優れたものに仕上げていきます。■ 経済学科のゼミのステップ■ 教員・担当ゼミ紹介1年次2年次3年次4年次教養ゼミナール(前期)プレ専門ゼミナール(後期)専門ゼミナール第1部専門ゼミナール第2部専門ゼミナール第3部理論経済学現代日本経済の課題について考えるマクロ経済学の応用という観点から、日本経済の長期的課題について考察します。2015年度2年次のゼミでは、少子高齢化、財政再建、環境・資源制約、グローバル化への適応などのテーマに関し、経済学の分析ツールを使って詳しく検討しました。伊藤 成康 教授● ゼミテーマ経済統計学、計量経済学統計ソフトを使いながら、データサイエンスの基礎を実践的に学びます。2015年度3年次のゼミでは、グループごとにテーマを決め、「データで考えて伝える」ことをめざし、図表を駆使した論文を共同制作しました。今井 英彦 教授西洋経済史家族をキーワードに順番に発表し、少人数に分かれてディスカッションします。2015年度は、家族や子どもの数の変化と経済の変化の関係、日本の家族制度と西欧の家族制度の違いや、その歴史的背景などについて議論しながら考えました。河合 康夫 教授経済データ分析と可視化● ゼミテーマ家族から考える経済と歴史● ゼミテーマ経済学史、経済理論日本の雇用と労働のあり方は、近年大きく変わり、またさまざまな課題を抱えています。このゼミでは、雇用と労働の現状を具体的に知ることから始め、何がどのように問題となっているのか、そして課題の解決のためにはどのような方策が必要となるかを議論し、考えていきます。清水 敦 教授雇用と労働について考える● ゼミテーマ開発経済学、国際経済学途上国経済、先進国と途上国の関係などを、データを使って分析します。分析に入る前には、さまざまな本・論文も読みます。ゼミ大会にも参加します。一緒に「世の中の仕組み」を勉強しましょう。東郷 賢 教授開発経済学● ゼミテーマ比較政治学(選挙・政党、アジア太平洋)根元 邦朗 准教授2016年度は日本を取り巻く国々の政治的事象(民主主義、安全保障、貿易等々)を取り上げ、それを英語による議論をすることで、国際感覚を養います。最終的にはForeign Affairsのような専門誌の記事を理解・議論できるようになることをめざします。世界各国の政治を議論し、国際感覚を養う● ゼミテーマミクロ経済学経済学の視点から、環境汚染と経済発展の関係、環境税、排出権取引、太陽光発電、電気自動車、食品リサイクルなどの環境問題について学びます。2015年度のゼミでは、住宅の省エネルギーおよびデポジット制度について調査を行い、結果をまとめて発表しました。松川 勇 教授環境経済学● ゼミテーマ理論経済学、国際政治経済学中国とインドの工業化が世界経済に与える強烈なインパクト、およびアジアの比重と役割が飛躍的に高まる歴史的転換期における世界金融・経済恐慌が世界にどのような変化をもたらすかを理論的・歴史的に議論します。横川 信治 教授アジアの再台頭と資本主義世界システムの地殻変動● ゼミテーマ労働経済学、人口経済学、公共経済学経済学は、インセンティブに基づく学問です。労働や雇用の問題を解決するためには、人々がなぜ働き、企業はなぜ雇用するのかというインセンティブを考える必要があります。本ゼミナールでは、労働問題と政策についてインセンティブという視点で理論と実証の両面から考えます。古村 聖 准教授インセンティブという視点で労働問題と政策について考える● ゼミテーマ理論経済学、情報経済論未来のITや雇用などのあり方を独自に提案します。その過程で、自分で調べ考える力、組織をまとめる力、わかりやすい発表をする能力などの社会的能力を身につけます。また、業界研究、自己分析などの就活支援も行います。杉本 伸 准教授次世代の経済システム─自分たちで考える未来の経済● ゼミテーマ開発経済学、インド経済二階堂 有子 准教授グローバル化の進行とともに、生産拠点ばかりでなく消費市場としても注目を集めているアジア新興国について学びます。2015年度は、女性の就学率向上や衛生設備の改善が途上国経済に与える影響やインバウンド振興に向けてハラルフードの現状と課題について研究しました。アジア新興国の経済発展● ゼミテーマ財政学、地方財政国・地方公共団体の公共政策にかかわる財政問題を、経済学の実証的な分析ツールを用いながら考察します。2015年度2年次のゼミでは、地方自治体による企業誘致、少子化対策をテーマに論文を作成して、学内外の論文発表大会にて研究報告しました。広田 啓朗 准教授国・地方の公共政策にかかわる実証的財政分析● ゼミテーマ日本経済史経済学のツールを用いた実証分析サッカーなどのスポーツ、ホームレス、ホテル経営など、自分の関心に沿ってテーマを決め、データ分析に基づいた独自の主張を卒業論文にまとめる準備をします。具体的には2年次に基礎文献を輪読し、3年次には統計ソフトStataの使い方を学ぶ予定です。攝津 斉彦 准教授● ゼミテーマ産業組織論社会のさまざまな問題の経済学的実証分析計量経済学的な手法を中心に、効果的な社会問題の解決策について分析します。2015年度2年次のゼミでは、日本のエネルギー問題や地球温暖化対策の効果検証など、実社会で重要なテーマをグループ別に分析しました。田中 健太 准教授● ゼミテーマ※担当ゼミの一部を紹介しています。

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