桜美林大学 大学案内2018
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Student一方的な支援は 支援とは言えない。田中 光リベラルアーツ学群4年メジャー:国際関係専攻プログラムマイナー:英語学・英文学専攻プログラム/国際協力専攻プログラム山形県立鶴岡中央高等学校出身一般入学者選抜TANAKA Hikaru『学がく而じ事じ人じん』の学園で、  自分と無関係のことなんかひとつもない。桜美林大学で学び、一番の収穫は、社会とのつながりを考えられるようになったことです。そのきっかけを与えてくれたのがサービス・ラーニングでした。東日本大震災では、何もできなかった自分。苦々しい思いが忘れられず、『地域社会参加(災害支援とボランティア)』という科目を履修しました。フィールドワークでは、津波の被害にあったイチゴ農家のお手伝いをしましたが、この時わかったのは被災の状況が多様であれば、求められる支援も多様だということ。「被災地」という言葉でひとくくりにできないわけです。これをきっかけに支援のあり方を意識するようになりました。最近では、身近な貧困問題にも取り組んでいます。一方的な支援は支援にならない。社会や政治・経済、法律、その人が置かれている状況全体を把握することが大切なのです。そして、自分が何かをしてあげるのではなく、同時に何かを受け取っていることに気づくこと。これからもライフワークとして、社会に対して自分ができることを探していきたいと思っています。1年次幅広く学んだ上で、自分の専門分野を見つけるリベラルアーツ学群に魅力を感じ、桜美林大学を選びました。社会のあり方について考える「国際関係」や「国際協力」に関する科目を中心に履修しました。2年次歴史の流れと現在の平和について学びながら、社会や世界がどのように協力して、貧困問題に取り組むべきなのかを考えるようになりました。このことがきっかけになって、サービス・ラーニングに取り組むことになりました。3年次『災害支援とボランティア』と『わたしたちに身近な貧困』という科目を履修。フィールドワークをきっかけに、生活保護世帯の中学生の学習支援と、都市の野宿者の生活支援を続けています。4年次ニュースで観た沖縄の基地問題にも関心を持つようになりました。この問題には根深い貧困も関連しているように感じます。卒業論文のテーマとして、基地問題と差別や貧困の関連性を取り上げ、研究したいと思っています。教室の中で知識を学ぶだけではなく、自分の身体を動かし行動することで学んでいくのも大学の「学び」のひとつ。特にサービス・ラーニングは、『学がくじじじん而事人』を実践する「学び」で、桜美林大学では重視し、推進しています。さくらプラス014J. F. Oberlin University 2018

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