東京工業大学 大学案内2019
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環境・社会理工学院「環境・社会理工学院」で知る。一流の知識に触れる。土木・環境工学系 受入可能人数は、環境・社会理工学院から40名です。研究内容主な授業科目井上 京香 さん 大学3年東工大「知識の箱」【講義科目】社会基盤と環境/材料と部材の力学/構造力学/マトリックス構造解析/鋼構造学/土木振動学/水理学/水環境工学/海岸・海洋工学/河川工学/土質力学/土質基礎工学/地盤調査・施工学/土木計画学基礎/交通システム工学/国土・都市計画概論/土木と環境の計画理論/インフラストラクチャーの都市計画/景観学/公共システム論/コンクリート工学/コンクリート構造【演習科目】都市・交通計画プロジェクト演習/環境計画プロジェクト演習/測量学実習【実験科目】コンクリート・地盤工学実験第一・第二/構造力学・水理学実験第一・第二地震や津波、水害から人の命や社会生活を守り、環境汚染を防ぎ、快適で安心・安全な、都市や国、街をつくること、これが土木・環境工学系の使命です。このために、計画から設計、ものづくり、利用のためのシステム作りを広い範囲でとらえ、社会基盤の整備と運用に関する工学の基礎的専門知識、自然科学に関する基礎知識に加えて、高性能なシミュレーション技術や高度な実験施設を用いたカリキュラムを実施。土木技術が自然環境や社会環境に及ぼす影響を理解した上で、自然及び地球環境の保全と活用を図り、良質の社会資本を合理的に形成、維持、管理できる人材を養成します。自然災害から人命や社会生活を守り、将来の世界の平和と繁栄のため、まちづくり、国づくりを担う学問。高度なシミュレーション技術や大規模な最新施設・観測技術を用いた解析や実験、分析を通して、私たちを取り巻く自然環境や人の行動の本質を理解し、人や社会を支えるインフラストラクチャーを計画、設計、維持管理するための最先端の研究を行っています。研究成果は、私たちの命と生活を守る安全で安心な国づくり、豊かで快適な生活のための環境づくりのために活かされています。具体的には、構造物の非破壊検査技術、地震動の確率論的モデル化、構造物のモニタリング・センサリング、水・食糧・自然エネルギーの持続可能性や地球温暖化、アジアにおける都市水環境の保全、地盤の改良や汚染問題、地盤構造物の耐災化、交通行動分析・需要予測、公共事業への住民参加、新形式コンクリート構造、構造物の維持管理、マルチスケールデザイン、地域景観、公共意思決定プロセス等をテーマとした研究が精力的に行われています。大好きなコンクリートを究めて日本のインフラを支えたい。インフラを学ぶということは生態系やコミュニケーションなどについて学ぶことも含まれるのだと知り、より一層意欲が高まりました。私は特に実験科目が好きで、座学で得た理論と現実との差異を体感することができるため理解を深められます。専門分野だけではない知識を十分に身につけたうえで研究室を選択し、災害の多い日本のインフラを支えるコンクリートについての研究を行っていきたいです。建築学系 受入可能人数は、環境・社会理工学院から62名です。木原 葉子 さん 大学3年 研究内容主な授業科目東工大「知識の箱」【講義科目】近代建築史/西洋建築史/日本建築史/建築意匠/建築環境/建築計画基礎/建築計画(一、二)/都市学の基礎/ランドスケープ/住環境計画/都市土地利用計画/国土・都市計画論/建築構造力学(一~三)/建築構造設計(一~三)/建築構造材料構法/建築仕上材料構法/地盤工学/建築環境設備学/建築電気設備/建築設備の制御/建築環境計測/建築一般構造/材料力学概論(A、B)/基礎工業数学(一、二)/建築数理/建築法規/建築経済/建築生産/科学技術者実践英語【演習科目】造形演習/建築計画演習【実験・実習科目】建築設計製図(一~四)/建築学実験(一、二)/建築史実習建築学は良い建築と都市・環境をつくるための、「学術」、「技術」、「芸術」を三位一体とし、人々のより美しく安全で快適な生活の実現を目指す実学です。建築学系では、意匠論をはじめ、計画・構造・材料・設備・施工のような工学的領域や、建築史のような人文社会学的な分野、さらには都市・環境工学、生活環境までを体系的に修得。柔軟で自由な発想、思考、創造力、倫理観を持ちながら最先端の建築・都市空間を創造するとともに、国際的な視野に基づいて環境・社会問題の解決に貢献できる設計者、技術者、研究者を養成することを目指しています。デザイン意匠論、建築史、建築計画から建築構造、環境工学に至るまで建築学の最先端の学びを展開。意匠論、建築史、建築計画、都市計画から、建築構造・材料の評価と開発、防災工学、環境工学に至るまで、ミクロからマクロ、芸術から技術を横断する広範な研究テーマを取り扱う建築学の最先端の研究を展開しています。一例として意匠論における「構成論」、建築計画における「デザインする行為」の分析、「空間」や「文化」のような概念と建築との関係を考察する建築史的研究、都市計画のルールづくり、巨大地震や暴風から都市を守る様々な免震・制振技術や基礎・地盤改良技術の開発、被害モニタリング・避難情報管理、最先端の建築を構成する材料・構法の研究、都市や建築における光・熱・空気やエネルギーの制御等、ユニークなテーマにも積極的に取り組んでいます。これらの研究成果は具体的な建築設計に応用され、設計活動の一部はキャンパス内外の様々な建築作品として具現化されています。「最適解がない課題」を考えに考え抜くおもしろさ。「何が良いものか」を考えているときの時間は幸せで、一つ課題を解決したかと思いきやまた次の課題が発生し、悩みあぐねて先生や先輩に頂いた助言から解決の糸口が見えた時の爽快感はたまりません。模型を作っているときは楽しくて仕方がなく、自分で設計した建物が実現し、そこで営む生活を考えるとワクワクします。誰よりも建築学を楽しむためにも、専門の枠に捉われず学びを広げていきたいです。Department of Architecture and Building EngineeringDepartment of Civil andEnvironmental Engineering学生による設計提案構造物の劣化機構解明30

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