東京工業大学 大学案内2019
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物質理工学院「物質理工学院」で知る。一流の知識に触れる。材料系 Department of Materials Science and Engineering受入可能人数は、物質理工学院から92名です。窪田 るりか さん 大学3年研究内容主な授業科目東工大「知識の箱」【講義科目】材料科学リテラシ/材料科学基礎/基礎工業数学/電気学/材料量子力学/材料熱力学/統計力学/固体物理学/量子化学/物理化学/有機化学/無機化学/化学反応動力学/金属の電子構造と物性/金属の状態図と相安定/格子欠陥と転位/鉄鋼材料学/非鉄材料学/有機材料構造/有機材料合成化学/磁性体材料科学/セラミックスプロセシング/非晶質体構造科学/誘電体材料科学【演習科目】情報処理概論演習【実験科目】材料科学実験/金属工学実験/有機材料工学実験/セラミックス実験科学技術をカタチにし、社会や暮らしを大きく変える“材料”。材料系では、材料に関する高度な専門知識を有し、それらを駆使して独創的かつ挑戦的な研究・開発を推進できる素養を身に付けるとともに、材料に関する諸問題について自分自身で答えを導き出す創造力と、見出した答えから「もの」を作り上げる創成力を養います。カリキュラムでは、「金属材料」、「有機材料」、「無機材料」にわたる幅広い材料学の基礎的知識を修得するとともに、革新的工業材料を創出するための知恵と創造性を身に付け、将来、産業界が求める材料学分野の先導的科学技術者となる人材を養成することを目的としています。産業の発展に寄与する新しい材料と新しい工学の創出を目指すとともに、社会に貢献する人材を養成。社会生活や産業基盤を支え、あらゆる人々の豊かで夢のある未来を目指して、原子から航空宇宙に至るまで、あらゆるスケールの金属、有機、無機材料を対象として、基礎研究と応用研究を幅広く行っています。具体的には、超耐熱材料、超高強度材料、超軽量材料、超耐食材料、電子・磁性材料、軽量・高強度繊維材料、耐熱プラスチック、液晶・有機EL等の光学材料、超伝導や半導体の性質を示す有機材料、有機超薄膜、燃料電池・太陽電池材料、積層型チップコンデンサやLED等のエレクトロニクス素子、通信用光ファイバー、高強度建築材料、環境浄化材料、生体材料等多種多様な材料とそれらのプロセッシングを研究対象としています。これらの材料研究は、地球規模でのエネルギー問題、環境問題を根本的に解決することに寄与し、安全で安心な社会の構築に貢献します。原子レベルから見えてくる「材料学」のおもしろさ。はじめは漠然としていた固体という概念が、原子・分子レベルのスケールから学ぶことでその性質を理解することができ、材料開発の大きな可能性を感じました。また、時代とともに変化していった理論値の導出方法を学ぶことで、現在学んでいる分野が長い歴史の上にあることを実感でき、学習の大きなモチベーションとなりました。将来は既存の製造プロセスの改良や新たな材料開発の場で働きたいです。応用化学系 Department of Chemical Science and Engineering受入可能人数は、物質理工学院から109名です。研究内容主な授業科目田淵 敦子 さん 大学3年東工大「知識の箱」【講義科目】応用化学リテラシ/応用化学基礎/化学プロセス基礎/高分子科学基礎/物理化学/有機化学/無機化学/量子化学/触媒プロセス化学/化学プロセス量論/反応工学/化学データ解析/化学熱力学/機器分析/エネルギー操作/分離操作/エネルギー資源変換化学/高分子科学/高分子化学/高分子物理/先進化学工学/先進無機化学/先進物理化学/先進有機化学/先進高分子科学【演習科目】分析化学演習/高分子工学演習/科学技術者国際コミュニケーション/研究プロジェクト【実験・実習科目】応用化学実験第一・第二・第三/化学工学実験/応用化学実験(専門)/高分子工学実験化学は物質変換の原理を解き明かし、未知の化合物を合成するとともに物性の発現の仕組みを解明する学問です。応用化学系では、物質の基礎的性質や反応性を原子・分子レベルで深く理解するとともに、最高度の化学技術システムの修得を目指します。カリキュラムでは、豊かな人間社会が発展的に永続するために、必要不可欠な化学技術を開拓できる人材を育成するための学習・教育目標を設定。21世紀の社会と環境に責任を持てる科学技術者、及び研究者の育成を行うとともに、技術革新に果敢に挑戦し、新たな産業と文明を拓く高度職業人の養成を目指しています。化学の知識や最新技術を応用して夢を実現する化学を研究し、無限の未来を創造する。応用化学系では、化学工学、応用化学、高分子工学等の分野を中心に、原子・分子等のナノ単位の世界から、製品をつくり出すプロセスまで、幅広い研究を行います。各分野の先端研究をもとにして、「化学」をどのように人の生活に役立てるかを考え、環境・資源・エネルギー・医療・新素材等、様々な面から日本のものづくりを支えます。具体的には、化学反応を利用した物質変換やその生産プロセスの開発に必要な科学技術、医農薬や機能性材料の合成及び新機能の創出と新エネルギーの開拓、高分子の合成・構造・物性・機能に関する研究等が対象となります。また、化学反応の機構や関与する物質の構造や反応性等の相互関連性を理解して化学的な現象を統一的に解明する物質電子化学に関する研究や、化学を通じて自然環境と調和のとれた豊かな人間社会の醸成を目指す化学環境学に関する研究も対象としています。新しいものづくりで、人々のより良い暮らしに貢献したい。高分子に特化した講義が多く取り入れられ、反応プロセスを学ぶことで高分子合成の規則性やその性質について理解することができ、日常で使っている高分子材料についての理解が深まるため非常に興味深いです。入学当初は「化学」について漠然としか捉えられていませんでしたが、さまざまな講義を受けるうちに興味のある分野に出会えました。基礎分野をさらに詳しく学び、最先端の研究に取り組みたいです。顕微鏡観察と物性測定ガラス溶融実験の様子有機化学実験室の様子最先端の分光分析装置20

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